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イタリア・ヴァッレ・ダオスタ州でハズせない観光スポットベスト8
皆さんはイタリアのヴァッレ・ダオスタ州(Valle d'Aosta)という州をご存知でしょうか?北イタリアのスイス・フランスとの国境付近に位置するヴァッレ・ダオスタ州は、イタリア20州の中で、特に冬場は幻想的な雪景色が広がります。ここではあまりガイドブックで紹介されることのないヴァッレ・ダオスタ州の魅力を余すところなくご紹介します。
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1.Porta Praetoria(プレトリア門)
プレトリア門はイタリア語で「Porta Praetoria(ポルタ プレトーリア)」といいます。プレトリア門は、紀元前1世紀頃つくられたと言われる古代城壁の一部。州の中心街であるアオスタ駅を降りて目と鼻、500メートルほど歩いたところにあるため、現地についたらまずこちらの門に向かってください。 武骨ながら、がっしりとした壮大なモニュメントは、夜はライトアップされ、さらに輝きを増します。
Porta Praetoria(プレトリア門)の詳細情報
- 住所:Piazza Porte Pretoriane, 11100 Aosta AO
- 電話:+39 0165 3001
2.Teatro Romano(ロマーノ劇場)
ロマーノ劇場はイタリア語で「Teatro Romano(テアットロ ロマーノ)」といいます。ロマーノ劇場は、プレトリア門の先に広がる劇場跡。高さ約22メートルの巨大なファサード(建物の正面部分)に、大小様々な窓が見て取れます。
この周辺は、ローマ時代の古代遺跡が状態の良い形で残されており、見応えたっぷり。イタリアの中世の街並みとはまた一味違ったタイムトラベルを楽しむことができます。
Teatro Romano(ロマーノ劇場)の詳細情報
- 住所:Via Porta Pretoria, 1, 11100 Aosta AO
- 電話:+39 0165 231665
3.Piazza Chanoux(市庁舎広場)
アオスタの市庁舎広場はイタリア語で「Piazza Chanoux(ピアッツァ シャノゥ)」といいます。「あれ?フランス語?」と思った方。そう!アオスタはイタリアでは唯一、イタリア語とフランス語が公用語となっている州なんです。かつてフランスの領土であった時代もあり、街のほとんどの人はフランス語も話すことができます。というわけで、街にはフランス語の地名もたくさんあります。
市庁舎広場はアオスタいちエレガントな広場。特にクリスマスシーズンは、イルミネーションが最高に綺麗で、大きなクリスマスツリーがお目見えすると、街が一層華やぎます。雪景色の中行われるカウントダウンイベントもとても厳かで上品。是非チェックしてみてください。場所はローマ劇場の隣です。
Piazza Chanoux(市庁舎広場)の詳細情報
- 住所:11100 Aosta AO
4.Arco di Augusto(アウグストの凱旋門)
アウグストの凱旋門はイタリア語で「Arco di Augusto(アルコ ディ アウグスト)」といいます。アオスタの街を築いたのは、初代ローマ皇帝の「アウグストゥス」。彼をたたえるべくつくられたのがアウグストの凱旋門です。
街中にぽつんと佇んでいる門は、一見見落としてしまいそうですが、勿体ない!何と、この門は紀元前25年頃つくられた大変歴史深いものだからです。紀元前に、このような立派な門を作ることの出来た当時の技術力の高さに唖然。そして、今でもほぼ完ぺきな姿で保存されていることに、驚きを隠せません。
場所はプレトリア門の前にのびる「サンタンセルモ通り(Via Sant 'Anselmo)」をまっすぐ5分ほど歩いたところ。ぜひセットでご覧ください。
Arco di Augusto(アウグストの凱旋門)の詳細情報
- 住所:Piazza Arco D'Augusto, 11100 Aosta AO
- 電話:+39 0165 3001
5.Duomo(大聖堂)
アオスタの大聖堂(街で一番の聖堂:通称「ドゥオーモ」)は「Cattedrale di Santa Maria Assunta(カテドラーレ ディ サンタ マリア アッスンタ)」といいます。「Cattedrale di Aosta(カテドラーレ ディ アオスタ)」と略す場合がほとんど。ローマ劇場や市庁舎広場らの目と鼻の先にあり、ローマ時代(4世紀ごろ)から19世紀までの様々な建築の違いを見て取ることができます。
ローマ劇場などとは違った、イタリアらしい中世のフレスコ画なども楽しめるので是非足を運んでみてください。
Cattedrale di Santa Maria Assunta(大聖堂)の詳細情報
- 住所:Via Laurent Martinet, 16, 11100 Aosta AO
6.Criptoportico(地下回廊)
アオスタの地下回廊はイタリア語で「Criptoportico(クリプトポルティ)」といいます。コクリプトポルティコはドゥオーモ付近に広がっており、公共広場・抜け道や倉庫など様々な用途で使われていました。
こちらもなんと、紀元前につくられたもの!有料ですが中を見学することも可能ですのでぜひ冒険の旅に出かけてみてください。
Criptoportico(地下回廊)の詳細情報
- 住所:Piazza Papa Giovanni XXIII, 11100 Aosta AO
- 電話:+39 335 798 1505
- 時間:10:00〜13:00・14:00〜17:00
- 定休日:火曜日
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7.Forte di Bard(バルド要塞)
車やバスでトリノ・ミラノからアオスタへ向かう途中、アオスタの入り口付近で出迎えてくれる大きな建造物がバルド要塞です。バルド要塞はイタリア語で「Forte di Bard(フォルテ ディ バルド)」といいます。
まるで段々畑のような、なんとも奇妙な建造物は、とにかく異様!高速道路沿いからよく見えるため、多くの人が驚きながらその光景を眺めています。一見、上にあがることはほぼ困難に思えますが、現在では無料のリフトを使って上がることが出来、上からの景色もまた見事なので、おすすめ!
最近では映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)』のロケにも使用され、中には博物館や、ホテル、レストランなどがあります。
Forte di Bard(バルド要塞)の詳細情報
- 住所:Via Vittorio Emanuele II, 85, 11020 Bard AO
- 電話:+39 0125 833811
- 時間:【月】10:00〜17:00【火】13:00〜19:00【水〜金】10:00〜18:00【土〜日】10:00〜19:00
8.Colle del Gran San Bernardo(グラン・サン・ベルナール峠)
グラン・サン・ベルナール峠はイタリア語で「Colle del Gran San Bernardo(コッレ デル グラン サン ベルナルド)」といいます。イタリアとスイスとの国境にあるアルプス山脈の峠は、実は私たちに身近な2つのものと密接な関係にあります。
ひとつは「セント・バーナード犬」。かつて、この地で救助犬として登用されていた種の犬たちを、彼らの活躍にちなんで「セント・バーナード」と呼ぶようになりました。
ふたつめはナポレオン。教科書でよく見る有名なナポレオンの絵は、このグラン・サン・ベルナール峠を越えるシーンを描いたものです。イタリアから車やバスでスイスへ向かう方は必ず通る場所。是非これら2つに思いを馳せてみてください。周辺では、関連するお土産も沢山売っています。
まとめ
ヴァッレ・ダオスタ州はイタリアで一番小さな州。しかし、一番裕福な州といわれています。いついってものんびりした空気が漂い、冬は温泉やスキーリゾートとしても人気の州。イタリア滞在中は、日本ではあまり馴染みのない州にこそ、是非足を運んでください。楽しい旅となりますように。
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