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イタリア・トリノにある「Museo Egizio(エジプト博物館)」見どころ
イタリア国内で人気ナンバーワンの博物館といえばトリノにある「エジプト博物館(Museo Egizio di Torino)」です。エジプト考古学博物館(エジプト)に次ぐ世界2位の規模を誇るMuseo Egizioは見逃せない展示品でいっぱい!ここでは、そんなMuseo egiziで時間がない方も絶対押さえておくべき展示品の数々を厳選してご紹介します。
Museo Egizio di Torino(エジプト博物館)とは?
トリノにあるMuseo Egizio di Torino(エジプト博物館)は、エジプトにある考古学博物館に次ぐ世界2位の規模を誇る古代エジプト専門の博物館です。
2015年には館内がリニューアルし、一段と見やすく、迫力満点の施設となりました。キリスト教文化とはまた一味違った魅力を放つイタリアが誇る貴重な博物館としてイタリア国内はもちろん、古代エジプト関連のファンが世界中から集まるスポットです。
Museo Egizio di Torino(エジプト博物館)の詳細情報
- 住所:Via Accademia delle Scienze, 6, 10123 Torino TO
- 電話:+39 011 561 7776
- 時間:【火〜日】9:00〜18:30【月】9:00〜14:00
- URL: https://www.museoegizio.it/
三大重要展示品
La Tomba di Kha e Merit(KhaとMeritの墓)
KhaとMeritの墓は1905年に発掘された館内一重要な展示物のひとつ。3400年前のものですが、それを感じさせない光沢感と保存状態の良さが魅力です。
Il Libro dei Morti di Iuefankh(死者の書)
Iuefankhの死者の書(Il Libro dei Morti)は古代エジプト時代に亡くなった方の霊魂が無事に楽園に辿りつけるようにと棺に添えられたガイドブックのようなもの。トリノでは大変保存状態のよい色鮮やかなものを間近で見ることができます。
La Mummia Predinastica(エジプト先王朝時代のミイラ)
エジプト先王朝時代(Predinastica)のミイラ(Mummia)は世界に現存るするミイラの中でも最も古いもののひとつで、なんと約5500年前の物になります。 もちろん「見たくない!」という方も大丈夫。館内にはちゃんとミイラゾーンの手前に「閲覧注意」マークが張り出されています。
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Gebelein(ゲベレイン)で発掘された重要展示物
上エジプトのテーベ近郊Gebelein(ゲベレイン)で発掘された重要展示物です。
La Tela di Gebelein
Gebeleinの布はエジプトの都市Gebeleinから発掘された紀元前3600〜3650年頃のキャンバス布で、多種多様な絵を通じて当時の日常生活の様子を知ることができる大変貴重な物です。
La Tomba degli Ignoti(名も亡き者たちの墓)
名も亡き者(Ignoti)の墓もGebeleinで発掘された貴重な資料。こちらもミイラの展示があるので閲覧注意ですが、いずれも保存状態が大変良い貴重な発掘品です。
La Tomba di Ifi e Neferu(IfiとNeferuの墓)
IfiとNeferuの墓もGebeleinで発掘されたもので紀元前2118〜1980年頃のお墓です。かなり保存状態が良く今でも色彩鮮やかな点が特徴で、牛やヤギなどの動物たちがたくさん登場するので他の物に比べてさらに古の人達に親しみを感じることができます。
La Tomba di Ini(Iniの墓)
Iniの墓はGebeleinで発掘された三番目に大きなお墓です。副葬品も多く残っており、展示品自体の迫力も満点です。
感覚的に楽しめる重要展示物
La Statua di Redit(Redjiの彫刻)
紀元前2592〜2543年頃に存在したRedjiというお姫様の彫刻は館内で最も古い彫刻のひとつです。精巧に再現された姿は石で石を削りながら作ったものだそう。当時これだけ細かな作品を当時つくれたなんて本当に信じられません。
La statua di Uahka(Uahkaの彫刻)
紀元前1850年頃に創られたUahkaの彫刻も、Redjiと並んで保存状態が大変良いものです。いかにもエジプトらしい雰囲気の作品なので、2ショット写真を撮る方もたくさんいらっしゃり、いつ行っても混んでいます。
Il Papiro Erotico di Torino(トリノのエロティック・パピルス)
エロティックなパピルスは紀元前1186〜1076年頃に描かれたいわゆる当時の人のマンガです。本展示品のように館内にはクスっと笑える展示品も多く、歴史やイタリア語が得意でない方も感覚的に楽しむことができますよ!
L'Ostrakon della Ballerina(踊り子のオストラコン)
踊り子のオストラコン(Ostrakon)も感覚的に楽しめる作品のひとつです。オストラコンとは陶器や石のかけらのことで、刻まれた絵や文字などから当時のことを調べることが出来る考古学上大変重要な資料です。
La Cappella di Maia(Maiaの礼拝堂)
Maiaの礼拝堂は館内イチ大きな展示品のひとつ。特殊技法で色鮮やかによみがえった礼拝堂はとても色鮮やかで、思わず目を奪われます。
Il Tempio di Ellesya(Ellesyaの神殿)
Ellesyaの神殿はアスワン・ハイ・ダムの建設時にNasser湖の底に沈む運命となった神殿の一つを移築したもの。間近でゆっくり鑑賞することができます。
まとめ
以上、イタリア・トリノにあるMuseo Egizio di Torino(エジプト博物館)についてご紹介しました。世界第2位ということもあり、館内には膨大な展示品があり見るのに時間がかかりますので、お出かけの際は時間に余裕を持って行動されることをおすすめします。
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