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見られるチャンスは一生に一度?イタリア重要文化財の御開帳4選
日本でも重要文化財の御開帳・特別公開があるように、イタリアでも全ての重要文化財が四六時中観光客を受け入れているわけではありません。ここではイタリア滞在中にチャンスがあったら行ったほうが良い、通常一般公開されていない重要文化財についてご紹介します。
1.Porta Santa(ポルタ・サンタ:聖なる扉)
Porta Santa(ポルタ・サンタ)は日本では「聖なる扉」と言われているもので、ローマ(バチカン市国含む)に4つあります。
中でも有名なのがBasilica di San Pietro(サンピエトロ大聖堂)にあるPorta Santa。通常は全て、開くのは25年に1度きりで、それ以外は内側からしっかりと塗り固められていて決して開くことはありません。
しかし、稀にローマ法王の指示で特別に開く場合があります。例えば本来ならば次回の御開帳は2025年なのですが、2015年〜2016年に特別開帳がありました。
見れば罪が清められると言われているポルタ・サンタ。次の御開帳が待ちきれません。
2.Uomo vitruviano(ウオモ・ウィトルウィアーノ:ウィトルウィウス的人体図)
「Uomo vitruviano(ウオモ・ウィトルウィアーノ)」は日本で「ウィトルウィウス的人体図」と呼ばれているレオナルド・ダ・ヴィンチのデッサンです。名前を知らなくとも教科書などでこの絵を見たことがある!という方は多いのではないでしょうか?
Uomo vitruvianoは現在ベネチアのアカデミア美術館が所蔵しており最後に一般公開されたのは2009年10月〜2010年1月でした。次回の公開日程は全くの未定ですが、もうそろそろ公開されるのではないかと、イタリア人も楽しみにしています。
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3.Autoritratto di Leonardo da Vinci(アウトリトラット・ディ・レオナルド・ダ・ヴィンチ:レオナルド・ダ・ヴィンチの自画像)
「Autoritratto di Leonardo da Vinci(アウトリトラット・ディ・レオナルド・ダ・ヴィンチ)」はレオナルド・ダ・ヴィンチの自画像です。髭をたくわえたおじいちゃんのレオナルドの姿はおそらく皆さま美術や歴史の教科書で1度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?
こちらは普段はトリノ王宮横の図書館で大切に保管されており、不定期で一般公開されます。20世紀にはなんと3回しか公開されなかったのですが、21世紀になってからは何度か公開されており、ローマへの出張展示もありました。
A3サイズ程のとても小さな紙に描かれた絵は今にも消えそうな儚さがとても神秘的なものです。所蔵されているトリノ王立図書館自体も世界遺産のとても見事な建物ですので、是非機会があった際は足を運んでみてください。
4.Santa Sindone(サンタ・シドネ:聖骸布)
Santa Sindone(サンタ・シドネ)は日本語では「聖骸布」と言われているものです。これはキリストの亡骸を包んでいた布とされており、布にはなんとキリストの痕跡が映っているという大変神秘的な布です。
こちらは先のトリノ王立図書館横のトリノのドゥオモことヨハネ大聖堂(Cattedrale metropolitana di San Giovanni Battista)にて保管されており、普段もレプリカを観ることができます。
本物は不定期で一般公開され、最近では2010年と2015年に公開され世界中から何百万人もの人々が足を運びました。
公開の際は完全予約制となり、世界中のカトリック教徒による予約が殺到しますが、頑張って予約をしてでも絶対見るべきです。
まとめ
ローマ法王よりの指示で突然みられるようになったりすることも多い重要文化財。イタリア旅行や滞在の際はニュースや周りの方の口コミなどに常に情報のアンテナを張り巡らせておきましょう!
教科書で見たことある?イタリア滞在中に見ておきたい有名な絵画5選 や イタリア滞在中に見ておきたい!教科書にでてくる有名な彫刻3選 でも、イタリアでおすすめの美術品をご紹介していますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
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