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今なお色褪せない!インターネット時代前のおすすめ海外滞在記・小説4選
インターネット普及した現在、さまざまな海外滞在記や旅行記などを手軽に読むことができますが、まだ活字媒体だけが主流で、海外が遠くに感じていた頃、有名になった旅行記が数多くあります。そんなインターネット時代前の海外滞在記や小説のおすすめ本をご紹介します。
1.深夜特急(沢木耕太郎)
こちらは1986年から1992年にかけて出版された本ですが、今でも多くの人々に読まれております名作です。
作者の体験を元に、主人公が香港からロンドンまで旅をする話で、訪れる国の先々にて、さまざまな出来事が起こります。男1人旅の中、博打にハマりそうになったり、貧困と死の現実を目の当たりにするなど、決して楽しいだけじゃない、本当の意味での旅の体験を味わうことができます。
これを読むと旅をしたくなりますし、実際に旅をした人も少なくないのではないでしょうか。全部で6巻まで続きますが、ダラダラと長さを感じさず、一気に読んでしまえます。
この本を元に、バラエティ番組「進め!電波少年」で、人気芸人の有吉弘行が在籍していたお笑いコンビ「猿岩石」が、香港からロンドンまでのヒッチハイクを目指す名物企画「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」が生まれました。
2.森村桂アメリカへ行く(森村桂)
こちらは1969年に出版された、作者本人のアメリカ滞在体験記です。
森村桂さんはお菓子作りと、お菓子を食べることが大好きな、好奇心旺盛な女性です。ちょっと図々しいくらい、現地に住む人の生活が見たい、現地の人が焼いたケーキが食べたい、現地の美味しいケーキが食べたい。という思いが伝わってきます。
語学が得意な感じではないものの、ブロークンイングリッシュで現地の人の家に行ったり、お菓子を焼いてもらったりなど、とにかく彼女のバイタリテイーと好奇心には脱帽です。
私は森村桂さんの海外に関する滞在記やお菓子の本にハマり、お菓子作りを始め、現地の人との家に泊まりたい、現地の生の生活がしたい、といったスタンスに影響を受けております。
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3.森村桂パリへ行く(森村桂)
こちらは1977年に出版された、森村桂さんのパリ体験記です。パリと言えばお菓子!ということで、森村桂さんはパリにも滞在します。そこでパリ在住の日本人の方と交流し、美味しいと言われるケーキを食べ、そして知らない人の家に泊めてもらう。そんな彼女のパリ滞在記です。
まだフランスの通過がフランだった時代ではありますが、当時の具体的なお菓子の金額も書かれています。
彼女のエッセイを読んでいると、とにかくお腹が空き、色んなものが食べたくなります。そして、物怖じせず現地で人と交流する姿は凄いです。
もし、お菓子好きであれば、是非合わせて「お菓子とわたし」も読んでみてください。ヨーロッパのお菓子も沢山出てきます。
森村桂さんは、その他にも数々の海外体験を記した本を出しており、40年前のインターネットのない世界の海外の様子を垣間見ることができます。
森村桂って誰?と言う方もいると思いますが「天国にいちばん近い島」という本や、フレーズは聞いたことがあるでしょうか?こちらは森村桂さんのニューカレドニア滞在記です。
4.イギリスはおいしい/イギリスは愉快だ(林望)
「リンボー先生」の愛称で知られる、林望さんがイギリスに留学していたときの体験記で、それぞれ1991年に出版されました。
イギリス留学関連の話や、大学図書館での話などもありますが、メインはイギリス人の気質や、イギリス料理についてです。まずいと言われるイギリス料理ですが、この本を読むと「イギリス料理って良いんじゃない?」と思えてきます。また、林望さんの日本語の表現の面白さも是非堪能して下さい。
この2冊が有名ですが、私は個人的には林望さんの、その後のエッセイも知的で、多くの影響を受けました。
まとめ
いかがでしたか?ここで紹介したのは一昔前のエッセイ・小説ですが、その時代ならではの面白さが随所に反映されており、今読んでみ色褪せず、読み応えのある作品ばかりです。
留学する前に読んでみてはいかがでしょうか?
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