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現金は持ち歩かない?イタリア人が普段持ち歩く物に関する4つの驚き
筆者は現在イタリアにおりますが、その前はアメリカで生活していました。ここでは日本・アメリカ・イタリアでの生活を続ける中で、イタリア人の持ち物を見たときに特に驚いたことを、皆さまにレポートいたします。
1.とにかく鍵がたくさん!
日本やアメリカでは、いまや日進月歩のスピードでスマートロック・指紋認証・カードキーなどが発達しており、いわゆる金属製の「鍵」を使うシーンはどんどん少なくなってきました。
しかし、イタリアは数百年前の古い建物をリフォームし、住居としている場合がほとんどのため、そうはいきません。中央玄関の鍵・自室への鍵・ポストの鍵・地下倉庫の鍵・倉庫内の自分のロッカーの鍵・中庭の鍵・ガレージの鍵など、ほぼ毎日使うものだけでも10個近くあり、どれも欠かすことができません。
そのため、筆者もまわりのイタリア人もひとまとめにしてキーホルダーにぶら下げて、じゃらじゃら持ち歩いている人がほとんどです。その光景はまさに昔、日本人が携帯電話のストラップをじゃらじゃら持ち歩いていたときのよう。
時々「もっとスマートロックシステムが発展すればいいのになぁ」と思うこともありますが、家のエレベーターや最寄り駅の切符売り場が一度壊れると1〜2ヶ月直らないのを見ると「イタリアでは金属の鍵が一番確実で安心な手段なのかもしれない」とも思います。
2.財布は忘れてもOK?
イタリアではお財布は概して小さめな人が多いです。人によっては通学の際は定期入れにクレジットカードを1〜2枚入れて来るだけだったり、コスメポーチに小額紙幣を数枚だけ入れておくだけだったりする人もいます。
数十円の支払いでもカードOK、自動販売機でもカードOKなため、というのも理由の一つではありますが、それ以外に盗難被害対策という側面もあります。
イタリアでは校内でも盗難被害にあう可能性は高く、筆者の知っているだけでも去年は校内で5件以上の盗難事件が起き、担任の先生も被害に遭いました。
防犯対策のため、不用意に現金を持ち歩かない人がほとんどですので、留学生の皆さまも参考にしてみてください。
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3.タンブラーはイタリアでは幻のアイテムのひとつ?
筆者は日本にいた頃から普段タンブラーを持って出かけることが多く歩く、アメリカに行ってからも周りで持っている子が多かったのですが、イタリアでは持っている人を全く見ません。
日本やアメリカのカフェで定番の「タンブラー値引き」なるものもイタリアでは1回も見かけたことがないため、最近は家に置きっぱなしになってしまいました。
個人的な憶測ではありますが、イタリア人は概して2つ以上のことを同時にすることが少ない(苦手な)ため、タンブラー片手に通学・街歩き、といったニーズがないのかもしれません。
また猫舌な人が多いというのも理由のひとつのように思います。
4.ハンカチはおばあちゃんの印?
イタリアでは日本人のようにハンカチやタオルハンカチを持っている人はまずいません。スーツの胸ポケットにお洒落アイテムとして入れている人や、高齢者で持っている人は見かけますが、若い子が持っていると「ハンカチを持って来るなんておばあちゃんみたい」とからかわれてしまうこともあります。
では、何で手を拭いているかというと「ティッシュペーパー」を使っています。
具体的には「Fazzoletti」というイタリア版ティッシュペーパーを使っており、タバコ程のサイズのビニールの入れ物の中に紙ナプキン程の厚みのあるティッシュが何枚か入って売られています。
日本人からすると、どう見てもティッシュにしか見えないのですが、イタリア人はこれを使って手や汚れを拭いたり鼻をかんだり、ハンカチのようにもティッシュのようにも使います。しかも、驚くべきことにイタリア人は1枚につき数回使ってから捨てます。
夏は「Salviette」といういわゆるイタリア版ウェットティッシュも人気で、汗拭きシートとして使う人も多くいます。
まとめ
いかがでしたか?かばんの中身は国ごとに個性があるため、他の国からきた留学生のかばんの中を見ても、また独特の文化を垣間見ることができます。
是非、仲良しの友達とかばんの中身を見せ合いっこして違いを感じてみてください!
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