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パフェはイタリア語で何という?お菓子・スイーツにまつわるイタリア語11選

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イタリアでは外国から入ってきた物を伊語に翻訳して使用するケースが少なくありません。ここでは、普段私たちが日本でおなじみのお菓子が、イタリアでどのように呼ばれているかご紹介します。

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1.チョコレート

チョコレートはイタリア語で「Cioccolato(チョッコラート)」といいます。味に関してもビター(Fondente)ミルク(Latte)のように伊語で呼ばれるため、覚えておきましょう。

2.ケーキ

ケーキははイタリア語で「Torta(トルタ)」といいます。以下のように、イタリア人が時々しか食べないものは外来語がそのまま使われることが多いです。

外来語がそのまま使われる例

  • Chiffon cake(シフォンケーキ)
  • Apple pie(アップルパイ)
  • Brownie(ブラウニー)
  • Pound cake(パウンドケーキ)
  • Cheesecake(チーズケーキ)
  • Soufflé(スフレ)
  • Mousse(ムース)

外来語も伊語も使われる例

  • Fondant al cioccolato(フォンダンショコラ)
  • Bavarese(ババロア)
  • Meringa(メレンゲ)
  • Rotolo con panna(ロールケーキ)

3.クッキー・ビスケット

「Cracker(クラッカー)」に関しては英語のことが多いですが、それ以外はサブレもバタークッキーも、アメリカンチョコチップクッキーもオレオも全てイタリア語では「Biscotto(ビスコット)」と呼ばれています。

4.シュークリーム・エクレア

イタリアでシュークリームは仏語の「Bignè (ビニエ)」と呼ばれることが多いです。エクレアも仏語の「Éclair(エクレール)」が使われます。実は「シュークリーム」は日本語ですので、チョコレートやクッキーと違ってイタリアで「シュークリーム」と言っても全く通じませんのでご注意ください。

5.プリン

プリンはイタリア語で「Budino(ブディーノ)」といい、スーパーでもレストランでもBudinoと書かれていることが多いです。英語の「Pudding」と言っても通じないこともありますが、仏語の「Crème caramel」はよく使われます。

6.パフェ

Wikimedia Commons

パフェはイタリア語で「Coppa di gelato(コッパ・ディ・ジェラート)と呼ばれています。ただし、イタリア国内で「Parfait(パルフェ)」という言葉を耳にすることもあるはずです。これは、仏菓子の「Parfait」のことで「アイスケーキ」を指しています。

日本人のいうパフェは海外では「サンデー」に近い食べ物です。「パフェを下さい」と注文すると、アイスケーキが出てきてしまいますのでご注意ください。

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7.キャンディ・グミ・ガム

キャンディやグミはイタリア語で「Caramella(カラメッラ:女性名詞)」といいます。「キャラメル」のような発音ですが、キャラメルは「Caramello(男性名詞)」です。Caramellaは飴にもグミにもソフトキャンディにも使われるかなり守備範囲の広い言葉です。

一方ガムはゴムっぽいため「Gomma da masticare(噛むゴム)」といいます。グミもゴムっぽいため「Caramelle gommose(ゴム状のカラメッラの意味)」と呼ばれることもあります。

8.ゼリー

Wikimedia Commons

ゼリーは、ゼラチンを意味する「Gelatina(ジェラティーナ)」というイタリア語が使われることが多いです。ゼラチン質のものは何でもGelatinaなのでゼラチンそのものも、グミもGelatinaと呼ばれています。

9.ポテトチップス・ポップコーン

ポテトチップスはイタリア語に訳され「Patatine(パタティーネ)」と呼ばれています。一方、ポップコーンは英語のまま「Popcorn」呼ばれることが多いです。

10.クレープ

クレープは英語の「Crepe」も使いますし、イタリア語の「Crespella(クレスペッラ)」も使われています。ただ、私たち日本人が想像するような円錐形のコーンに入ったクレープはイタリアには無く、こちらでは、平皿に数枚盛られ、チョコソースがさらっとかかったシンプルな物が多いです。

また、同じくらい野菜やチーズなどと合わせたランチで食べるようなクレープもよく見ます。パンケーキも稀にCrespellaと書かれていますが、こちらは英語のまま「Pancake」呼ばれることがほとんどです。

11.ドーナツ

ドーナツは、英語の「Donut」でも通じますが、イタリア語の「Ciambella(チャンベッラ)」もよく使います。Ciambellaには「ドーナツ状」という意味もあり、浮き輪やベーグルのような穴あきパンもCiambellaと呼ぶことがあります。

また、同名のイタリア伝統菓子もあり、どちらかというとこちらのほうが街やスーパーで目にすることが多いかもしれません。その他のドーナツ売り場に一緒に置いてあるお菓子は、外来語のまま呼ばれることが多いです。

  • Muffin(マフィン)
  • Scones(スコーン)
  • Waffle(ワッフル)
  • Churro(チュロス)

まとめ

いかがでしたか?ちなみに、アニメなどで登場する日本のお菓子(どら焼き、かき氷、大福など)は、日本語で呼ばれていることがほとんどですが、これからもっとイタリア人に馴染みあるものになっていけば、いつかイタリア語に翻訳されるかもしれません。

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