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勉強はだめ?日本とイタリアのカフェ文化の違い4選

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カフェやコーヒーといえばイタリア!といったイメージをされる方も多いと思いますが、その利用方法は日本人とは違う点が多く、滞在初期は戸惑ってしまうことも多いはず。そこで、日本とイタリアのカフェ文化の違いをご紹介します。

1.イートイン・テイクアウトで値段が違う

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イタリアのカフェではイートインとテイクアウトで値段が違うことがあります。そのため、前会計の店に入った際は、店員から「Mangi qui?(マンジ・クイ:ここで食べる?) / porti via(ポルティ・ヴィア:持ち帰る?)」と聞かれますので、ハイかイイエ、もしくは「Mangio qui(ここで食べます)か「Porto via(持ち帰ります)」で答えましょう。

持ち帰る際の袋は有料なこともあります。「Sacchetto?(サケット:袋は?)」と聞かれますので、こちらもハイかイイエで答えましょう。

ちなみに日本では平日朝などは特にテイクアウトコーヒーが主流ですが、イタリアでテイクアウトカップやタンブラーを持って歩いている人は、まず見かけません。そもそもコーヒーといえば、おちょこサイズのエスプレッソコーヒーが定番なので、必要に感じていない可能性もありますが、朝のカプチーノなども店内(席料がかからない立ち飲み)で飲んでから職場や学校へ向かう方が多いです。

2.Wi-Fiの普及率は日本より低め?

日本のカフェでは導入されている店の方が多くなってきたWi-Fi(無線LAN)。イタリアのカフェでも導入する所は増えてきましたが、まだまだ日本ほど普及していません。

導入店は店のドアや窓ガラスにWi-Fiシールを張っており、専用回線接続後、パスワードを打ち込んで利用するシステムがほとんどです。親切な店はレシートやレジカウンター横やメニュー表の隅にパスワードを書いてくれていますが、基本的には友達の家でWi-Fiを使わせてもらうときと同じように、お店の人にパスワードを尋ねるスタイルです。

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3.滞在時間は短めがお約束

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中には一人で2〜3時間、教科書やパソコン、スマホとにらめっこしている学生もいますが、イタリアではまだまだかなり珍しく、もしそのような人をみたら留学生であることの方が多いです。(そのためか「電源あり」と書かれたカフェなどはお目にかかったことがありません。)

イタリア人がカフェで勉強をするのは授業前か放課後、グループで集まって教科書、ノートを開いて勉強するので滞在時間も30分から長くても1時間程度。ちょうど日本人が大学の学食で勉強をしている光景に似ています。

イタリアのカフェは着席できる所は後会計の店が多く、また席数が少なめの店舗が多いことも滞在時間が短い理由かもしれません。もし外で勉強されたい方は図書館や周りの人に穴場スポットを聞いてみるのがおすすめです。

4.メニューはその日、その店次第?

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日本のカフェでメニューに書いてある物が欠品することは極めて少ないですが、イタリアではメニューはあってないようなもの。チェーン店であっても、毎日確実に同じものがあることは稀で、そもそもフードメニューについては毎日店先に並ぶ品が変わるのでメニューすら置いてない店も多いです。ドリンクメニューがない店も珍しくありません。

行ったらお目当てのものが無かったり、いちいち店員に質問しなればならなかったり、そもそも何があるのか、幾らするのかなど、色々とわからないことも多く、旅行者には極めて不便ですが、逆に滞在者にとっては自分好みのお店さえ見つけられれば、あとはどんどん融通を聞かせてもらえるので便利ともいえます。是非住む場所が決まったらお店のクセを掴んで、お気に入りの一軒を探してみてください。

ちなみに、メニューがないので日本のように長たらしいコーヒーの名前を暗記してからレジに行かなくてよいのはありがたいですが、マグカップでのサービスが主流のためサイズは選べないことが多く、豆もお店の人次第です。

まとめ

いかがでしたか?日本のカフェはオペレーションやマニュアルがしっかり構築されていて、いつどこの店舗へ行っても同じサービスが受けられますが、イタリアは店ごとの独自性を大切にしています。ゆえに店員さんもたくさん話しかけてきます。日本と勝手が違って戸惑うこともあるかもしれませんが、是非違いを楽しんでみてください!

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