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マンマの国イタリア!イタリア人流「母の日(Festa della Mamma)」の過ごし方とは?
母の日は世界中にありますが、国によって日程も祝い方もさまざま!今回はイタリアではどんな風に祝われているのかご紹介します。
イタリアの母の日はいつ?
イタリアの母の日は日本と同じ5月第2日曜日でアメリカ式を踏襲しています。
実はヨーロッパでは母の日の日程はさまざま。例えばノルウェーは2月、イギリスはイースター2週前の日曜日、スペインやポルトガルは5月第1日曜日、フランスは5月末の日曜日にお祝いします。
では、どうしてイタリアではアメリカの風習を取り入れているのか。これは記事を最後まで読んでいただくとお察しが付くかと思います。
意外と盛り上がらない?イタリアの母の日
実はイタリアはマンマの国にも関わらず、日本ほど母の日は盛大には祝われません。そのため、日にちも他のヨーロッパと違いアメリカ文化をそのまま踏襲しており、贈り物などのルールもありません。
当日1週間前くらいになると花屋やスーパーにメッセージカードが付いたフラワーアレンジメントが置かれたり、デパートのウェブサイトに特設ページが設けられたりはしますが、日本ほどペシャルパッケージの食品やCMが登場したりすることはないので、正直「気付いたら終わっていた」という人も多いと思います。
母の日当日も、無料コンサートや、子供連れのママにはジェラート1つ無料など、お店によっては特別なイベントをしている所もありますが、それよりも5月末を前に終盤に差し掛かったセリエAの試合結果の方が皆の注目の的なのでは?という印象です。
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イタリア人はお母さんが大好き!
もちろん母の日に花やプレゼントを贈る人はいますが、イタリア人は母の日に限らず日頃から母親への感謝の気持ちを伝えている印象です。言うならば、毎日が母の日!感謝の気持ちはその場で逐一伝えます。
例えば、イタリア人の友達と遊んでいるとき、わからないことがあったりすると友達はすぐに母親に電話。電話の終わりには「本当にありがとう。ママ大好き」と、まるで日本の母の日のメッセージカードに書いてありそうなセリフを恥ずかし気もなく言ってから切ります。
また、アメリカ人が口にする「Oh my God!(ああ、神様!)」も、イタリアでは「Mamma Mia!(ああ、お母さん!)」となります。「母親は偉大、母親は何でも知っている」という尊敬の気持ちはイタリアにいるとあらゆる場面でひしひしと伝わってきますし、マザコンのイタリア人男性ばかり日本で取り上げられることが多いですが、年齢性別に限らずイタリア人は母親のことを誰より愛していて尊敬している印象です。
このような文化が根底にあるため、わざわざ母の日をフューチャーする必要がないのかもしれません。
まとめ
ちなみにイタリアには、3月に女性の日「Festa della Donna」もあり、こちらの方が日本人の感覚からすると母の日の盛り上がり方に近いかもしれません。また、イタリアの父の日も6月でなく3月で、こちらも特徴的な祝い方をしますのであらためてご紹介します。
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