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ランナー必見!ドイツ・ハンブルクで愛される2大ランニングコース
ドイツでもサマータイムが始まり過ごしやすい季節がやってきました。ここではおすすめのランニング2大人気コースを筆者の経験をもとにご紹介します。ゆっくり走っても1時間あれば走り切れるコースです。
1.Stadtpark(市立公園)
Stadtpark(市立公園)は、ハンブルク市民から絶大な人気を誇る都市公園です。1914年にオープンし、広さはなんと60ヘクタールで東京ドーム約12個分です。第二次世界大戦で空襲に遭い、園内の建物の大半が破壊されますが戦後に避難所や市場として機能した過去があります。
鷲、ハイタカ、トラフズク、ウグイスなど多くの野鳥が生息している他、シャクナゲやバラ園が有名です。外周は一周7キロ弱ですが、園内を自分の好きなコースで走る方がより自然を味わえるためおすすめです。
Stadtparkの地図と見どころ
①:ランニングコースに最適!Stadtparksee
Stadtparkseeという小さな湖でその周りを走ることができます。夏は貸ボートが出ており、犬が湖水浴を楽しんでいるのを横目に走るのは気持ちがよさそうです。冬は湖一面が凍ってとても幻想的です。
②:バーベキューもできる草原地帯
広大な草原地帯で広場になっています。休日にはたくさんの人がバーベキューやキャンプ、凧揚げ、サッカーなどを楽しんでいてとても雰囲気が良いです。
③:展望台も併設!プラネタリウム
煉瓦造りでドーム型のプラネタリウムはアルスター湖からも見えるほど特徴的です。1930年にプラネタリウムとして開館し、現在は年間30万人が訪れる名所です。かつてはハンブルクの給水塔として機能していました。展望台からは市街地まで見渡せます。
④:カフェも併設された遊具エリア
ブランコや滑り台から水遊び場まで子どもの遊具がたくさん揃っています。カフェも備わっているので大人も一緒に過ごすことができます。
⑤:多くの有名ミュージシャンが演奏したイベントスペース
Open Airという毎年5月から9月にかけて開かれる野外フェスティバルの会場です。過去にはジェームスブラウン、サンタナ、スティングなどもここでコンサートを行いました。高く美しいブナの木に囲まれた会場の周辺はランニングにもってこいです。
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2.アルスター湖
13世紀にアルスター川を堰き止めて造られたのが内アルスター湖と外アルスター湖です。
街中から少し外れる外アルスター湖の湖畔は一周7キロでランニングに絶好の場所です。夏には湖畔の公園でバーベキューを楽しむことができます。ウォータースポーツも盛んでボート、カヌー、カヤックなどを楽しむ人の姿も見えます。
アルスター湖の地図と見どころ
①:外アルスター湖東側
テレビ塔やJungfernstieg(ユングフェルンシュティーク)の街並みが見えてきます。湖畔に沿ってカフェやレストランもあり異国情緒溢れています。またこの近辺は高級ホテル激戦区でThe George、Le Meridien、Atlanticなど有名所が集まっています。
②:外アルスター湖西側
この辺りは世界中の大使館や政府機関が建ち並びます。すぐ近くにハンブルク大学やハンブルク音楽演劇大学があるためか多くの若者が散歩や読書で湖畔を訪れている印象を受けます。
③:Alstervorland周辺
Alstervorlandという公園でレストランやカフェ、アイスクリーム屋があります。ベンチでゆっくりする人が多くゆったりとした時間が流れます。
まとめ
いかがでしたか。ドイツではランニングに限らず道端ですれ違う際、たとえ知らない人同士でもみなさん会釈をしたり挨拶を交わしたりしています。走りながら自然と笑顔になってしまいますね。また、初対面の人にも気軽に声をかけて一緒にランニングをするというのもドイツではよくあることだったりします。