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スペインで国際結婚!パートナーと一緒に住む際に必要な「Tarjeta de Residencia(居住許可証)」の申請方法

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国際結婚すれば、相手の国に自分が住める、または相手が自分の国に住めると簡単に考えてしまいがちですが、EU国際圏内のパートナーと結婚をしても、自動的にスペインでの居住許可証が手に入るわけではなく、別途で申請が必要になります。今回はスペインTarjeta de Residencia(居住許可証)を申請する方法についてご紹介いたします。

まずは「Officina de Extranjero(通称:エクストランヘロ)」で予約を

結婚、もしくは パレハ・デ・エチョ が成立したら、まず地域の「Officina de Extranjero(通称:エクストランヘロ)」と呼ばれるスペイン在住の外国人が手続きする場所にて「Informacion」というの種類の予約を取ります。予約は電話かウェブサイトで取れますが、NIEもしくはDNIの番号が必要になります。

必要な書類

必要な書類はケースバイケースですが以下のものが必要になります。

  • 出生証明
  • 住民登録
  • 仕事の契約書
  • 残高証明
  • 婚姻やパレハ・デ・エチョの証明書

日本でもそうですが、スペインで生活していける経済的な証明ができるものが必要となってきます。

書類の受理後、通知が届くのは3ヶ月以内

書類が受理されたら、窓口では1ヶ月ほどで通知が来ると言われますが、実際の書類には3ヶ月以内に連絡が来ると書かれています。

もし、あまりにも結果通知が来ない場合は、何らかの問題がある可能性もあるので、再度Informacionの予約を取って問い合わせる必要がありますが、担当者によっては何が問題なのか教えてくれず、3ヶ月は待ってくださいと言われて終わる場合もあります。

ちなみに、受付をしたと書かれた書類の裏側にウェブサイトのURLが書かれており、それを見ると現在の状況がわかるようになっています。

結果の通知は郵送

結果の通知は郵便できますが、普通郵便ではないので不在中に配達された場合は不在通知を持って指定された郵便局にIDを持って取りに行きましょう。自分宛でなくパートナーの名前の場合、パートナーのIDとサインが必要になります。

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Comisaria de Policia(警察署)での手続き

通知が届きましたら、この書類を持ってComisaria de Policia(警察署)に行き予約を取ります。マラガの警察署は外国人が予約を取る場合はどんな場合でも一番右側の列に並びます。朝から長蛇の列の場合もあるのは、並んでいても2時になれば打ち切られてしまうからです。

外で並んだ後、さらに建物内でも並ぶことになります。この時も列は右側。不安な場合は既に並んでいる人に聞きましょう。何時間も並ぶ場合もありますが、受付に申し出ればトイレも貸してもらえます。

指紋と写真の提出

予約が取れましたら、指定されたウェブサイトにて支払用紙をダウンロードして、銀行で支払いをします。指紋提出の際は領収書とパスポート、パスポート用の写真が必要になります。もし支払いを忘れてしまった場合、マラガの場合は警察署の裏手にUNICAJA銀行がありますので、支払いができないか職員に掛け合ってみましょう。

Tarajeta de residencia(居住許可カード)の受け取り

指紋と写真、支払の証明を提出し受理されれば、あとは指定された日にTarajeta de residencia(居住許可カード)を受け取ることができます。

余談ですが、先日、別件で警察署に行った際、カードを取りに来た人たちに「マドリッドから届くはずのカードが今日は届かなかったんだよ。明日か明後日に、もう一度来てください」と警察職員が説明していました。

スペインではそのようなこともあるので、カードを手にするその日までは楽観できませんが、このカードを手にすると4年間の居住許可が下ります。

まとめ

婚姻手続きやパレハ・デ・エチョをしても、居住許可カードを手に入れるまでの期間は数ヶ月かかります。また、パートナーが仕事に就いているか、経済的余力があるかは重要ポイントのようです。

一度却下されてしまうと、何度も同じプロセスを踏むことになりがちなので、最初のinformacionの段階で何が求められているか精査して行動しましょう。

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