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高校留学の前に考えておきたいこと。日本の帰国子女大学受験と現地の大学進学の違い

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高校留学を考えてるのなら、卒業後のことまで考えておいた方がいいです。漠然と高校留学を考えているなら、是非知っておきたい現実を教えます!

高校卒業後は帰国するか、海外の大学に行くのかを最初から考えておく。

まず最初に、卒業後に日本に帰るのか、そのまま現地で大学に進学するのかで高校生活が変わってきます。ただ海外の高校を卒業したのと、しっかりとした意思を持った高校生活をおくったのでは大きな違いが出てきます。

帰国子女として帰国を考えてる場合

大前提は高校での成績です。日本の大学によっては高校の成績を見るところもあります。筆者が高校留学したニュージーランドでは、それぞれの科目で評価が4段階ありました。

  • F(Failure):不合格
  • A(Achievement):可
  • M(Merit):良
  • E(Excellent):優

英語での勉強が難しくても、せめてAは取っておきたいところです。

また、帰国子女として日本の大学へ受験する際は、小論文試験を中心とした試験が多いです。ニュージーランドの高校では日本人の先生がいる高校があり、小論文の書き方や面接の仕方など教えてくれます。なので、実際に筆者の知り合いは現地で日本語の教科を選択して受験に備えていました。これは帰国子女希望の生徒としては力強い味方になりますね。

そういうことも考え、高校探しをするのもいいでしょう。また、高校時代にボランティア活動や何か自慢ができることを作っておくのもひとつの手です。日本の大学にアピールできることを作るのも大切になります。

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現地の大学に進学を考えてる場合

現地の大学に進学する場合、英語力は当然必要となります。高校で必修科目となる留学生のための英語のクラスでは、しっかりと単位を取りたいものです。大学によってはレポートや小論文での単位を取ることが必要条件になったりします。

また、高校1年生の時点で、自分が何に興味があり、大学で何を学びたいか決めておくのも大切です。これによって、取らなければならない選択科目が決まるからです。高校には進路相談の先生がいて、大学に必要な科目、単位などを教えてくれます。学年末テストで必要な科目をしっかりパスしておけば、大学にはちゃんと入れます。

大学にストレートで入学できなくても、大学付属の大学準備コースや大学と提携している機関の準備コースがあります。基本的には高校での復習と英語の勉強になります。これも、しっかりとテストをパスしていけば、大学に編入できます。

まとめ

いかがでしたか?ただ高校留学をしていれば日本の大学受験に有利になるなど、漠然と高校留学を考えるのは危険です。いざ高校最終学年になったときに手遅れになります。最悪の場合、留年ということにもなりかねません。

自分の必修科目は何か、その高校には帰国子女で日本の大学に進学する際サポートしてくれる日本人の先生がいるか、それに相当する人はいるのかなどを考えておくのも大切です。高校3年間、漠然と留学して、英語も話せず何も得るものを得ないで卒業して途方に暮れた知り合いがいたくらいです。

なので、高校留学を考えている方は、有意義で意味のある留学をして欲しいと強く願います。

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