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大学の学費がゼロ?ドイツ留学をおすすめする5つの理由

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最近、日本でも国際化によって海外留学が盛んになっています。しかし、海外留学となると、学費や専攻のことなど、なかなか日本には届かない情報がたくさんあり、留学がしたいのに、どうすればいいかって戸惑っている人も多いのではないでしょうか。そこで、3年間ドイツに留学している筆者が、ドイツ留学をおすすめするポイントをお伝えします。

1.大学の学費はゼロ

ドイツでは、ほぼ全ての大学は学費を払わずに勉強することができます。学費を払わない代わりに、年間たった600ユーロほどの学生登録費用を徴収しています。ドイツでは学生に対する福祉が充実しているのです。

また、州によっても学生サービスは違いますが、例えば、北部のノートラインウェーストファーレン州では、学生登録費用を払うことでセメスターチケットをもらうことができ、そのチケットで全州の全ての電車やバスは乗り放題になっています。

ということで、ドイツでは年間たったの七万円程度で、勉強することができる上、通学費や州内の観光費用を全て賄うこともできます。なかなか良いでしょう。

2.生活費が安い

生活費、これも留学で考えなければいけない出費の一つですね。ドイツは先進国であるものの、生活費はとても安いです。

まずは物価ですが、日本よりかなり低く、例えば牛乳1Lの値段はたったの60セントです。実際にドイツの平均の統計によると、一人がドイツで生活するのに、毎月の家賃や生活費などでおよそ700ユーロ程度と言われております。

さらに学生となると、安い学生寮や健康保険などのサービスも受けることもできますし、先述したセメスターチケットで交通費を賄うこともできます。筆者のいる州では、留学性は一年間、基本の家賃や生活費が120万円程度で、他の国に比べて、なかなか安い留学になります。

3.入学試験はなし!

ドイツ全土の大学では、入学試験は一切行いません。なぜなら、入学する前の実力より、入学した後の養成が重視されているからです。そのため、入学試験の代わりに、書類の審査はやや厳しくなっています。

例えば、もし大学生として入学する場合、かつて自分の国での総合試験(日本の場合ではセンター試験)や高校での科目は審査されますが、成績を問われることはあまりありません。もし大学院生として入学する場合、ドイツ語能力証明(TestDafやDSH)は必要になりますが、英語だけでも入学できる専攻もたくさんあります。しかも、大学院生として入学する場合、大学での専攻と同じものであれば、成績もほぼ問われることはありません。

つまり、たとえば日本で一つの専攻を卒業し、ドイツでその専門能力をさらに伸ばすことも簡単にできますし、もし日本である専攻を卒業したものの、別のものを勉強したい場合、ドイツの大学でもまた学費なしで一から勉強することもできます。何かをしっかりと学びたい学生にとってまさに天国だと言えます。

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4.国際交流ができる

ドイツの大学では、短期留学でも、文化交流や語学などがとても充実しています。ドイツでの短期留学は、大学同士を通じて行われる交換留学が一般的なものになりますが、この短期留学では、専攻知識や語学能力はほぼ問われることはありません。短期留学生でも、レギュラーの学生と同じサービスを受けることができます。

また、ドイツの全ての公立大学では、Erasmusという機構が設置されております。この機構では、毎学期、全世界からの学生をドイツの大学へ招いており、外国人の学生たちを生活から学業までの全てのことをサポートしながら、パーティなどのイベントを通じて、留学生同士のコミュニケーションを促進させています。

なので、ドイツ留学では、ドイツだけではなく、英語圏やヨーロッパからのたくさんの学生にも出会えることができ、ドイツ語だけではなく、英語力も伸ばすことができます。たくさんの国の文化も勉強することができ、異文化交流をするなかなかいいチャンスです。

5.日本語を専攻する学生が多い

ドイツでは、東アジア学という専攻が設置されている大学が数多くあります。東アジア学とは、中国、韓国や日本をメインに研究を進めるドイツの独特な学部です(EUの他の国ではあまりないそうです)。特に西ドイツに位置するノートラインウェーストファーレンという州では、ほとんどの総合系や文系の大学ではこの学部を重点学部として設けられています。

この学部の必修としては、日本語か中国語か韓国語があります。なので、ドイツにいて、ドイツ人の友達ができるのに、みんながほぼ日本語で交流することができます。

また、ドイツでは、Tandemという語学交流制度が存在しております。それは、ドイツ人と外国人がパートナーとして一緒に語学を勉強するというものです。例えば、日本人の学生とドイツ人の学生はTandemパートナーで、定期的に会って、日本語とドイツ語(または英語)で、一緒に会話することで、互いの語学をヘルプするということです。

特にドイツでは、滞在する日本人の学生はとても少ないに対して、日本語を勉強するドイツ人がたくさんいます。ドイツ人の学生はとても親切で、日本人の学生が英語力が足りなくて困っている所を通訳になって、助けてくれることもよくあります。

日本の文化や儀礼をドイツに伝えるなかなかのいいチャンスです。ドイツでは学生だけではなく、先生にもなれます!

まとめ

いかがでしたか?このグローバル化している社会では、何らかの形で海外経験を積みたいと考えているで人も多いでしょう。ドイツは、世界でも先進国として誇りを持つ国であるとともに、世界の文化や言語の交流が盛んに行われております。短い期間の観光よりも、留学を通じて、ヨーロッパの文化をじっくりと味わうのはどうでしょうか。

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