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水が豊富な都市・バンクーバーの「水」事情
雨の街としても知られる、バンクーバー。この街の市民は、水に不自由した生活とは無縁です。ここでは、バンクーバーの「水」事情について、ご紹介します。
「雨の街」バンクーバー
カナダ西海岸に位置するバンクーバーは、冬の間の雨が多いことで有名です。1年の半分近く(約150日)は雨で、その多くが冬(9月~3月)に降ります。
冬は、どんよりした曇り空の日が多く、弱い雨が降ったりやんだりします。緯度の割に温暖な気候のため、バンクーバーでは雪はほとんど降りません。
安全な水道水
バンクーバーの水道水の品質は、日本並みかそれ以上に良いと思います。蛇口の水道水も、公園などの水飲み場も、美味しくないと思ったことは特にありません。
私の家には、一応浄水器の「ブリタ」がありますが、ロサンゼルスやロンドンなどの大都市と比べると、バンクーバーの水道水のレベルは非常に高いです。
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安すぎ?バンクーバーの水道代
留学やワーホリなどで部屋を借りる場合、家賃に、水道、ガス、暖房が含まれている場合がほとんどです。自分で別途契約して支払わなくてはいけないのは、ハイドロと呼ばれる電気だけ(物件によっては、+インターネットも必要)。
各市によって若干異なるようですが、水道料金は、固定資産税と一緒に1年に1度支払うため、実質無料のような感覚です。
また、水と山の豊富なバンクーバーでは、大規模な水力発電を行っています。そのため、電気代も日本と比べると激安(私は二人暮らしで月20ドル前後)です。バンクーバーに住んでいると、自然の恵みのありがたさを実感します。
「水」に関わる問題
最近、大手飲料メーカーのネスレが、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州から、あまりにも安い料金で水を買い占めていることが、ニュースになりました。( 参照記事はこちら )
100万リットルで2.25ドル。500mlのペットボトルが1ドル程度だとすると…。
普段、ほぼ水を使い放題の恵まれた環境で暮らしているバンクーバーっ子たちも、これには不満を抱いているようで、ダウンタウンでは抗議集会なども見かけました。
また、カナダの西の玄関口であるバンクーバーには、多くの商船が入港します。
2015年4月に、市民の憩いの場であるスタンレーパーク近くのイングリッシュ・ベイで船舶から重油漏れがあり、連日ニュースになるなど、市民は「水の大切さ」を改めて認識しているようでした。
まとめ
自然が豊富なバンクーバー。この自然のおかげで、水も空気も食べ物も美味しい。さらに、光熱費も安い。バンクーバーの自然は、いろいろなところで人々の生活を助けてくれています。
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