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海外移住先をマレーシア・クアラルンプールに決めた6つの理由
筆者は日本人夫婦なのですが、ずっと「海外移住したい」「日本から飛び出したい」という気持ちがあり、18年前、結婚を期にマレーシアのクアラルンプールに移住しました。今では2人の子供に恵まれ家族で暮らしています。今回は何故筆者が移住先をクアラルンプールに決めたのかをお伝えします。
海外移住先をマレーシア・クアラルンプールに決めた理由
海外移住を考えたとき、まず最初に「南国ビーチリゾート、のんびりしたところに住みたい」という思いがありました。さらに「夫婦だから将来子供ができる。その子供がきちんと生活できる環境でないとダメ」という必須条件をベースに、以下の条件に合致する場所を選びました。
海外移住先の希望条件
- 物価が安い
- 日本に近い
- 英語が通じる
- 医療水準が高い
- 教育水準が高い
- 治安がいい
それぞれの条件についてお伝えします。
1.物価が安い
まず最初に、物価は高いより安いに越したことないですよね。筆者は移住先でレストランを始める予定でしたので初期投資は抑えたかったということもありました。
当初(18年前)は、日本人であることの付加価値や現地の物価の安さに差益を出すことができましたが、今ではクアラルンプールには日本食レストランや日本関連グッズが豊富にあるのと、現地の物価水準が上がってきているので、昔ほど安さを感じることはなくなりました。
2.日本に近い
夫婦で来ているので、親族の慶事や弔事など、何か日本であったときにすぐに帰れるほうがいいと考えました。実際に父が倒れたとき、大急ぎで帰って次の日の夜には実家に着いていました。
また、今は長男がトライアスロンをやっていて日本国内の試合にも出ないといけなくなったので、今更ながら近くてよかったと思いました。筆者はここ6年ほど日本に帰っていませんが、皆さんもちょくちょく帰ることがあると思います。
3.英語が通じる
これは重要で、飛び込みで移住した私たちには必須条件でした。旅行ではなく移住、そして商売を始めるにあたり、英語(少なくともアルファベットの国)でないと全部現地パートナー任せになり、何の書類にサインしてるのか分からなくなります。
実際、現地のパートナーに騙されて「店と会社をすべて譲ります」という怪しい契約書にサインをしてしまい全て乗っ取られ一文無しになった人もいるくらいです。
「 人種のるつぼマレーシアで他言語を覚えておいた方が良い理由 」にてお伝えしたとおり、マレーシアの公用語はマレー語ですが、クアラルンプールではマレー語の他に、英語、広東語、マンダリンチャイニーズなど、さまざまな言語が飛び交っております。クアラルンプールで商売をするのであれば英語ができれば、ほぼ問題はないです。
4.医療水準が高い
自分たちはいいのですが、子供のことを考えるときちんとした病院があるほうがいいですね。実際子供は何かとお医者さんのお世話になりますから。
マレーシアの医療水準は先進国に匹敵すると言われており、何度かお世話になりましたが、日本で病院に行くのと同じように問題なく対処いただきました。ちなみにマレーシアの病院事情については「 マレーシアで健康保険は買うもの?マレーシアの病院事情と健康保険 」や「 意外と知らない?マレーシアで医療費を安くする裏技 」にてご紹介しております。
5.教育水準が高い
これは移住を決めた際に両親から「お前たちは勝手に海外に行く。夫婦なんだから子供ができるだろう。子供が大人になったとき、彼らにも海外に住むか日本で住むか選択できる自由を与えられないと不公平だ。君たちが受けてきたのと同じレベルの教育を受けさせること、それができなきゃ子供は作るな!」 との言葉をもらい、本当にそのとおりなので、教育水準が高いところを選びました。
マレーシアにはインターナショナルスクールが数多くあり、高い教育水準を誇っております。
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6.治安がいい
日本のように治安がいいところに住んでいると、やはり自由に出歩きたいですね。クアラルンプールは深夜に怪しいところに単独で出かけたりしない限り、危ない目に遭うことは殆どありません。少なくとも筆者は18年住んでいて危ない目に遭ったことはなかったです。
移住を検討した際に断念したその他の国
マレーシア以外にも、日本に近くて海に近い常夏の場所は国は幾つかあり検討をしましたが、それぞれ以下の理由で断念しました。ただし、これらは、あくまで18年前の当時の事情であり、どちらかというとマレーシア・クアラルンプールが条件的にバッチリだったので移住を見送ったという経緯があります。
シンガポール
全てにおいて最高レベルだけど物価が高かった。
インドネシア
英語が通じなくて治安が悪かった。
タイ
タイ語が難しかった。
フィリピン
当時は治安が悪かった。
まとめ
いかがでしたか?マレーシアは非常に過ごしやすく、上記の条件に見事なくらい合致する場所です。首都のクアラルンプールに住んでいると、いろんな文化的なイベントやスポーツイベントもありますし、日本が恋しくなっても、すぐに日本のものが手に入る環境です。
また、クアラルンプールは多人種、多文化で親日派も多く、日本の文化に興味ある人がたくさんいます。質の高いインターナショナルスクールや語学学校もたくさんあります。趣味に生きる人も多様な趣味が首都クアラルンプールでは楽しむことができますよ。