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国際色豊かな都市メルボルンで、安全な留学を!ーーメルボルン大学留学経験者にインタビュー
現在メルボルン大学に正規留学中の共田ツルさん。オーストラリアでの短期留学や交換留学、またはワーキングホリデーにメルボルンを選ぶ人は多いと思いますが、ツルさんはメルボルンでどんな生活を経験したのでしょうか?彼女が体験した文化の違いや、日本の生活の大きな違いとは?
今回の留学経験者インタビューは、高校時代をオーストラリアで過ごし、2015年2月からオーストラリアのメルボルン大学に正規留学中の「共田ツル(ともたつる)」さん。現在留学先のメルボルン大学で会計を学びながら、将来オーストラリアで働くために「Permanent Residency(永住権)」の取得を考えているそうです。
そんな彼女の留学体験を3回にわたって紹介します。第1回目の今回は、大学が位置するメルボルンの街について紹介します。
メルボルンってどんな街なの?
ーー メルボルンはオーストラリア第二の都市ということですが、かなり都会的な街ですか?
シティの中心部はマンションが多いですが、ちょっと抜けるとすぐに自然が見つけられます。 私の通うメルボルン大学のキャンパスのすぐ近くにも公園があります。よく芝生の上で寝ている人も見かけます!
ーー オーストラリアの気候は日本と逆ですがどのような感じでしょうか?
メルボルンは天気がすぐ変わることで有名で、「一日に四季がある」と言われるほどです。 今は冬なので、日中はだいたい10~15℃くらいで、朝夜はかなり寒いです。 夏はかなり暑くなりますが、朝晩は少し肌寒くなります。 あと日差しが結構強く、冬でも毎日日焼け止めは欠かせません。
ーー 冬でも日焼け止めは大変ですね。それでは服装にも気を使うんですか?
朝晩は冷えるのでセーターなどを着ている人が多いです。 大学ではみんな服装に対してあまり関心がなくて、男の人はTシャツが多く、女の人もヒールをはいている人はあまり見かけません。
ラフな格好が基本でビーチサンダルの人やバックを持たずに教科書・ノート・PCをそのまま持ち歩いている人もたくさん見かけます。 街でも基本はシンプルです。もちろんおしゃれに気を遣っている人もいますがみんながみんなではありません。
ーー メルボルンは人口の4分の3以上が海外出身者と聞いたのですが本当ですか?
中国人やシンガポール人などアジア人が多いですね。日本人は少し珍しいです。見つけたら「あっ、日本人だ。」って思います(笑) 人種差別はほとんどなく、とても暮らしやすいです。
ーー 差別が無いのは大きいですね!人々の雰囲気や文化の違いなどを感じることはありますか?
みんな優しいですね。道で地図を見ていると声を掛けてくれます。
あと多文化社会なので色々なことに対して寛大で、人種間の違いもお互い分かり合えているように感じます。 文化の違いかは分かりませんが、ハンカチで鼻をかんでそれをそのまま戻している人を見てびっくりしました(笑)
また、治安もいいので安心して暮らすことが出来ます。
(メルボルン市内のストリートアート)
シティー内の移動はなんと無料!
ーー メルボルン市内の移動はどうしていますか?
市内の移動はバス、トラム(路面電車)、電車が基本です。 郊外に出掛ける時は電車を使います。 またVラインというかなり田舎の方まで行く電車もあります。
ーー どういった違いがありますか?
トラムの方が狭くて遅いです。電車は落書きなども多くあまりきれいではない印象があります。 私はゆっくりしたのが好きなのと外の景色が見えて楽しいので普段トラムを使っています。
あとどれも時間通りには来ないです(笑) なので私はいつもアプリでリアルタイムの情報をチェックしてから家を出ます。
ーー 料金はどのような感じですか?
システムが日本と違い、「距離」ではなく「時間」で料金が変わってきます。 具体的にはMykiをタッチして改札に入ってから、出るときにもう一度タッチするまでの時間で決まります。
この時間が2時間以内だと3.90ドルでそれを超えると24時間以内で7.8ドルになります。2時間以内であればどこまでいっても3.90ドルです。少しややこしいです。
ただシティー内は無料でトラムに乗ることが出来るので色々なところに行きやすくとても便利です!
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自炊で節約!
(写真左が共田ツルさん。)
ーー 現在は一人暮らしですか?
はい、今は一人暮らしをしています。以前は寮に住んでいたのですが、ごはんがあまりおいしくなかったのと一人暮らしをしてみたかったため、今年から学生専用アパートメントで一人暮らしを始めました。
ーー オーストラリアは物価が高いとよく聞きますが実際はどうですか?
物価はやはり高いなと感じますね。家賃は電気代などを全て含めると一か月約1,500ドルです。 ただ食費は自炊をすればかなり抑えられると思います!
私は自炊をしていて、食費はだいたい一か月150ドルくらいですね。私は週末にクイーンビクトリアマーケットに行き野菜や果物をまとめ買いしています。お肉は「coles」「woolwarth」というスーパーの方が安いのでそちらで買っています。 外食は高いので基本は誕生日などの特別な時にしか行きません。
ーー 寮の方が安いですか?
私が住んでいた寮はとても充実していたので少し高かったです。食事は3食付き、インターネット料金や光熱費、電気代も全て込み、部屋の掃除も全てしてくれて、さらに寮に住んでいるチューターによる大学の授業と完全にリンクしたチュートリアルも受けることが出来るところで、家賃は700ドル/週でした。なので自分でやることは洗濯物とゴミ箱を空にするだけでした(笑)
編集部コメント
慣れない土地での生活に治安や人種差別の心配など、不安や緊張の多い海外留学。メルボルンはこれらの心配をあまりすることなく、便利で過ごしやすい環境だと言えるようです。みなさんもそんなメルボルンで、思う存分留学を楽しみませんか?
今回紹介したオーストラリアのメルボルン大学の口コミ
名称 | University of Melbourne(メルボルン大学) |
---|---|
国・都市 | オーストラリア / ビクトリア州 / メルボルン |
学校形態 | 大学 大学院 |
住所 | Swanston Street Parkville, Victoria, Australia 3010 |
電話番号 | +61 3 8344 4000 |
公式サイト | http://www.unimelb.edu.au/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/10628/ |
インタビュアー
岩田智哉(いわたともや)/東京外国語大学3年/アブログインターン生