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Ruth Hartnup

ニセ警官に注意!フランスの観光地で多発するスリの手口と注意点

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フランスの、パリなどの大都市には世界中の観光客がたくさん訪れます。フランスの大都市を歩くと、道にはたくさんの人がいるので気を許しがちですが、スリがたくさんいることを絶対に忘れないで下さい。夏場にかけては無防備になりやすい上、観光客もピークで危険度が高いと言えます。

スリの犯人の手口とは?

フランスのパリなどの大都市に特に多いスリですが、携帯電話や財布、デジカメ、アクセサリーなどを狙っています。突然、人がぶつかってきたと思ったら、その瞬間にぶつかった相手のポケットに手を入れて物を盗んで行きます。後で気がついたら、ポケットの物が無くなっていたりするので、できればポケットには何も入れない方が良いでしよう。

またカバンのファスナーを開けて物を盗り、犯行後にファスナーを閉めておくスリもいます。後でスリにやられたことを知った、なんてこともあります。大事な手荷物は、手でガードする用に持ち歩くと良いでしよう。特にリュックは背中にあり、犯行に気付きにくいので注意してください。

また、携帯電話を机に置いていたら、その上に紙を乗せて、紙と一緒に携帯電話も持ち去るという手口も多発しています。

フランスの警察も常連のスリ犯の顔を把握しているのですが、犯行が行われた現場ではないと捕まえることができないそうです。また大人から子供まで、スリの人数がたくさんいるために、なかなか逮捕が難しいようです。

フランスの高級店街と一般的な観光地ではスリの種類が違う

フランスの高級店街では、プロのスリ集団がいます。高級店街には多額の現金を持っている人が多いので、現金を取られるケースが多発しています。また、それとは対称的に、一般的な観光地などで混雑している所だと、最近は子供のスリが多いです。子供のスリの場合、携帯電話に特に注意して下さい。

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ニセ警官によるニセ職務質問に注意

また、フランスのパリあたりでは、ニセ警官が街に出ていますので注意しましょう。複数人で取り囲み、一人が職務質問をするフリをしてもう一人がカバンの中身を狙ってくる、または、財布の中身をチェックするフリをして中身を抜き取るといった犯行の手口です。

もし何かの事情で警察に話かけられたら、本当の警察かどうか分からないので、まずは警察証を提示してもらいましょう。また職務質問中といえども、自分の荷物には注意をしてください。

スリも失敗することがある

馬鹿な失敗をするスリもいます。風邪をひいていた人が、使ったティッシュをポケットにつめこんで歩いていた所、スリがぶつかりながら、ポケットに手を入れたところ、ポケットの中の汚いティッシュで手が汚れたために、逆にスリに汚いと怒られてしまった、という話を聞いたことがあります。

まとめ

フランスのパリなどの観光地に行くと、有名な建物や美術に心が奪われて、自分のカバンのことを忘れてしまう人もいますが、身の安全を確認することを忘れないで下さい。特に、人が混雑していて人との距離が近い場合は、最善の注意を払ってください。

アジア圏の人たちは、特に狙われやすいということを絶対に忘れないでください。

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