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トロント〜オタワ間を結ぶ3つの交通網 メリット・デメリットは?
カナダの首都オタワはオンタリオ州とケベック州の境目にあります。実はカナダには州ごとにも州都があり、オンタリオ州の州都はカナダ最大の都市トロントです。
オタワとトロントは500kmくらい離れています。しかし広大なカナダの国土からすればちっぽけな距離ですし、非常に重要な都市同士ですので人の往来はかなり多いです。そこで今日はオタワ〜トロント間の移動で使われる交通についてご紹介します。
1.飛行機
エアカナダ、ポーターエアラインなど、幾つかの航空便があります。
航空会社によっては空港が違う場合がありますので、予約の際はトロントの、どの空港発着なのかよく確認しておいてください。国際線からの乗り継ぎの場合、ピアソン国際空港がほとんどですが、国内線だとトロントシティ空港(またの名をトロントアイランド空港)の場合もあります。
間違いなく一番速いですが飛行機の場合はチェックイン、セキュリティチェックの時間もかかるので、実際の飛行時間の割には時間がかかってしまうでしょう。
メリット:一番速い(片道1時間)
デメリット:一番高い(片道$100〜)
2.VIA RAIL(鉄道)
VIA RAILはカナダの長距離鉄道です。
日本でいう早割予約のような制度もあるので、早く予約すれば片道$40程度です。ただし一番安いチケットを買うと予約のキャンセルは不可になり、変更はできますが手数料がかかります。日時が曖昧な場合、多少高くなりますが変更手数料が無料のチケットもあるので、そちらも良いかもしれません。出発の日時が近づくにつれ、変更不可の一番安いチケットでも$60くらいにはなります。
メリット:チケットが安い(片道$40〜)、トロントの駅へのアクセスが簡単、wifiが無料
デメリット:時間がかかる(4時間〜5時間)、たまにストライキがある。
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3.グレイハウンド(長距離バス)
チケットの安さはVIA RAILと同じくらいですが、グレイハウンドは出発日時が近づいても安いままです。バスの中にもトイレはありますし、何度か休憩のため15分ほど停車します。何事も無ければ予定時刻通りに着きますが、バスなので不慮の渋滞に巻き込まれる可能性はあります。
座席の予約が出来ないので座る席は早い者勝ちです。前の方が良かったり、トイレの近くが良かったりする場合は早めにターミナルに行って並んだ方がいいでしょう。
メリット:チケットが安い(片道$40〜)、トロントで最大のショッピングセンターの近くにバスターミナルがある、wifiが無料
デメリット:一番時間がかかる(5時間〜)
まとめ
筆者は状況次第で飛行機にも電車にもバスにも乗りますが、優先順位は
1.電車
2.バス
3.飛行機
です。
電車が一番の理由は座席が指定できることと、一番ゆったり過ごせるからです。バスが二番目なのはいつでも安いからです。飛行機は高いからあまり乗りません。
ちなみに、車でオタワ〜トロント間を移動する場合、普通車ではガソリン代が$100〜程度かかります。日本とは違ってカナダの高速道路は無料なので、大人数の場合はレンタカーという手もありますね。
ちなみにトロント内に渋滞緩和のため、あえて有料な区間はありますが、そこを通らなくても無料の高速道路のままでトロントまで行けます。