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Nelson Minar

知らないと大変なことに?フランスで車を運転するとき絶対知っておくべき6つの注意点

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フランスで生活すると、現地で車を運転する機会もあるかもしれません。日本で国際免許を取得しておけば、取得後1年間はフランスで運転することも可能です。そんなとき、事前に知っておかなければいけないことがあります。

1.フランスの車の約90%以上がMT車(マニュアル車)

matt

フランスでは日本と逆の右側走行です。そして、約90%以上がMT車。レンタカーを借りたとしても、AT車に乗れる確率は限りなく低いと思っていいでしょう。

日本に比べると運転が荒いドライバーが多く、急ブレーキを余儀無くされることもあるので、MT車を問題なく運転できることが必須です。フランス国外から来たヨーロッパ圏の車も頻繁に走っていますし、大型のオートバイも多いです。

2.自動的に罰金請求が来るスピード違反レーダーに注意

ludovic

フランスでは基本的に、日本に比べると公道での制限速度は高めであることが多いです。一般道路では、細い道や曲がりくねった道では30キロなどもありますが、基本的に50〜90キロが多く、高速道路では130キロが標準的です。なので、高齢ドライバーを除けば、スピードを出して運転する車が多いです。

しかし、そこで同じようにスピードを出して走っていると、いきなり「パシャリ」とオービスにばっちり写真を捕らえられてしまうことになるので注意が必要です。1キロでも制限速度を超えていると写真を撮られ、自動で罰金の請求が来るという抜け目のないシステムで、一度撮られたら最後、約1週間以内にもれなく罰金の請求が来ます。

これを知らないでうっかり制限速度を超えてしまったら大変。レンタカーや友人の車でも運転者に罰金請求が来たら支払わなくてはいけません。

フランス人はこれを知っていますので、常に制限速度を確認し、レーダーの直前でブレーキを踏んで制限速度を超えないように走っているわけです。親切にも、レーダーのある箇所にはサインが出ていることが多いので、気を付けて走行すれば問題ないのですが、制限速度を超えないように運転するのがベターでしょう。

3.マナーが悪い?事故が多いロータリー交差点

jean-louis Zimmermann

フランスの道路を車で走っていると、日本に比べて本当に信号が少ないと実感します。歩行者の道路横断用の信号はよく見かけますが、車は信号のない「ロン・ポワン」と呼ばれる一方通行のロータリー式の交差点がほとんど。

ただこのロン・ポワン、車が多い場所では事故も多いので、注意が必要です。交差点に入る前に一時停止、右側一方通行で進み、外側の車線に移ったらウインカーを出して曲がるのですが、停止しないで交差点に突っ込んできたり、ウインカーを出さなかったりするマナーの悪い車が多いです。

原則的に、交差点内の車が優先ですが、ゆっくり周りの車に気を配って通過する必要があります。

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4.歩行者の信号無視は当たり前。自転車とオートバイも事故多し

abdallahh

フランスでは車も歩行者も個人主義。歩行者を気にかけない車も多いですが、歩行者が信号を待たずに自己判断で道路を渡るのも珍しくありません。歩行者用の信号が赤だからといって油断していると危ない目に会います。

また、フランスではスポーツバイクタイプの自転車がポピュラーなので、高速で道路を走る自転車も多い。これがいきなりロン・ポワンを突っ切ってきたりすることもあります。自転車やオートバイは自動車の脇をすり抜けて走ってきますので、見かけたら特に注意が必要です。

5.高速道路はクレジットカードか現金で

Jerome Bon

フランスの大都市同士を結ぶような主幹ルートには、有料の高速道路が走っていて、日本の高速道路と同じようにパーキングエリアや料金所が設置されています。料金所に着いたら、「t」とオレンジ色で書かれたマークだけが点灯しているレーンに気をつけましょう。

これは、日本のETCのようなシステムで「リベルテ」と呼ばれますが、事前に設置しておく必要のある有料のシステム。リベルテを搭載していない車は、緑の矢印が点灯している有人のレーンか、カードのマークが白く点灯しているクレジットカード対応レーンに進んで支払います。

余談ですが、せっかく高速道路に乗ったなら、パーキングエリアにはその地方の名産品が売っていることもあるので、立ち寄ってみるのもいいですよ。

6.街中の路肩の駐車スペースは必ず事前に切符を購入

Chung-Yao Yang

パリやリヨンなど、街中の道路の路肩は駐車スペースと化している所が多いです。わかりにくいのですが、近くには必ず料金を支払うボックスが設置されています。

駐車するときは、必ず事前に料金を支払い、切符を車のフロントガラスの見える場所に提示しておきましょう。うっかり日本の路駐感覚で料金を払わずに停めようものなら、見回りをしている警察にチェックされ罰金を支払うことになります。車上荒らしも多いので、金品が見える状態で車を離れるのもやめましょう。

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