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「目」「耳」「鼻」はイタリア語で?顔・体のパーツに関するイタリア語22選
今回は顔・体のパーツに関するイタリア語をご紹介します。英語と全く違うものばかりで、耳馴染みがなくて戸惑われるかもしれませんが、出来る限り日本の身近なものと関連づけてご紹介したいと思いますので是非楽しみながら語彙を増やしてみてください。
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1.おでこ
おでこは「Fronte(フロンテ)」です。英語の「Front(フロント)」と同じく「正面」という意味もあり「di fronte a ○○(ディ・フロンテ・ア ○○)」で「〜の正面」という熟語になります。
2.こめかみ
こめかみは「Temple(テンプレ)」で、英語と全く同じです。どちらもラテン語の「Tempus(時)」が語源で、こめかみの脈から時を測っていたことに由来するそうです。
なお、「寺」も「Temple」ですが、こちらは「Templum(神殿)」に由来する語なので、こめかみとは全くの無関係です。
3.あご
あごは「Mento(メント)」です。ハーブの「ミント」に発音が似ていますが、ミントはイタリア語で「Menta(メンタ)」と言います。
4.ひげ
ひげは「Barba(バルバ)」です。イタリア人男性にとってひげは色男の象徴!特に「Barba di tre giorni(バルバ・ディ・トレ・ジョルニ/3日目のひげ)」という日本の「無精ひげ」位の長さのひげが一番セクシーとされていて、雑誌やかみそりメーカーのWEBサイトでは、きれいな剃り方や育毛方法などの特集が沢山組まれています。
また床屋でひげを整える人も多いので床屋は「Barbiere(バルビエーレ/ひげ屋)」と言います。女性が行くような美容室は「Parucchiere(パルッキエーレ)」と言います。
5.頬
頬は「Guancia(グアンチャ)」です。イタリア人は頬肉が大好きなので「Guancia」はレストランでも良く見かける単語の一つです。(例:Guancia di manzo=グアンチャ・ディ・マンゾ/牛の頬肉)。日本にも「グアンチャーレ」と呼ばれる、有名な豚頬肉のサラミが売っているかと思いますので、是非一度チェックしてみてください。
ちなみに、化粧品の「チーク」はイタリア人も「Cheek」という単語をそのまま使っています。日用品は食品以上にEU間での輸出入が盛んな為か、メイク用品、シャンプー、基礎化粧品などのパッケージには食品以上に英語が併記されていることが多いので安心です。
6.耳
耳は「Orecchio(オレッキオ)」です。これもレストランでお馴染みの単語で「オレッキエッテ(Orecchiette)」という耳にそっくりの有名なパスタがあります。また、イタリアには「誕生日に主役の耳を年の数だけひっぱる」という面白い風習がありますので、こちらもレストランで誕生会をしている人がいたら良く観察してみてください。
7.口
口は「Bocca(ボッカ)」です。イタリアには日本の「ファイト!」のような意味の「In bocca al lupo!(イン・ボッカ・アル・ルーポ)」という熟語があります。直訳は「オオカミの口の中へ!」で、昔、狩りへ行く人へのエールとして使われていたものだそうです。
もし、テスト前や大事なデートの前などに友達から言われたら、是非「死ねオオカミ!」を表す「Crepi!(クレピ!)」という言葉を返してあげてください。
8.唇
唇は「Labbro(ラッブロ)」です。単数形は男性名詞「il labbro(イル・ラッブロ)」複数形になると女性名詞「le labbra(レ・ラッブラ)」になるので、日常生活よりもテストでお馴染みの単語です。なおリップスティックやリップグロス・リップクリームは日本同様英語で通じます。
9.歯
歯は「Dente(デンテ)」です。パスタの「アルデンテ(Al dente)」はまさにここから由来した、茹で上がりの歯ごたえのある状態を示す言葉です。日本の「火が通る」と同じような感じで、イタリアでは野菜や米にも「アルデンテ」という言葉を使います。
10.鼻
鼻は「Naso(ナーゾ)」で、英語の「ノーズ」に似ています。イタリアでは公共の場で鼻をすするのはマナー違反(そもそもすする音が大の苦手)ですが、 逆に堂々と鼻をかむ「Soffiarsi il naso(ソッフィアルシ・イル・ナーゾ)」のはOKです。日本と逆なのでご注意下さい!なお、鼻の穴は「Narice(ナリーチェ)」です。
11.皮膚
皮膚は「Pelle(ペッレ)」です。「革」も同じ単語が使われる為、イタリアのファッションブランドに興味のある方はブティックや店の名前で「ペッレ」という単語を見たことがあるかもしれません。
女性の方はイタリアに来ると雑誌や新聞などで、美肌を意味する「Bella pelle(ベッラ・ペッレ)」の特集をしょっちゅう見かけると思います。
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12.(皮膚の)毛
毛は「Pelo(ペロ)」です。危うい場面で使う言葉で「紙一重」がありますが、イタリアではこれを「毛1本」を意味する「per un pelo(ペル・ウン・ペロ)」と表現。
13.髪の毛
髪の毛は「Capello(カペッロ)」です。ちなみに帽子は「Cappello(カッペッロ)」というのですが、会話の中で両者の聞き分けはほぼ困難なので、是非会話の中から推測していってください。ちなみにパスタの「カペッリーニ(Capellini)」は「髪の毛のように細いパスタである点」から来ています。
14.目・まぶた
目は「Occhio(オッキオ)」で、まぶたは「Palpebra(パルペブラ)」です。「眼鏡」は「目」から派生した「Occhiali(オッキアーリ)」。サングラスは、太陽「Sole(ソーレ)」をおしりにつけて「Occhiali da sole(オッキアーリ・ダ・ソーレ)」となります。
15.まつ毛
まつ毛は「Ciglio(チリオ)」です。眉毛はまつげの上(Sopra)にあるので「Sopra ciglio(ソプラ・ チリオ)」と言います。
16.体
体は「Corpo(コルポ)」です。打撃のことを「Colpo」といい1文字違いなので、聞き取りの際ご注意ください。
17.頭
頭は「Testa(テスタ)」もしくは「Capo(カーポ)」と言います。「Testa」は、「頭の先から足の先まで」を意味する「Dalla testa ai piedi(デッラ・テスタ・アイ・ピエディ)」という熟語でも良く見かけます。
また、「Capo」は上司を表す言葉としても使いますし、「Capodanno(カーポダンノ)」で「1年の頭」、転じて「元旦」を指します。
18.喉
喉は「Gola(ゴーラ)」です。薬局に行くとはちみつの絵などの描かれたパッケージに「Pasticca di gola(パスティッカ・ディ・ゴーラ)」などと書かれた喉飴が売っていますので、探してみてください。また、関連性はありませんが、イタリア人はゴロゴロと喉をを鳴らす猫の鳴き声を「Miagola(ミャーゴーラ)」といいます。
19.手
手は「Mano(マーノ)」です。レストランでも良く見る単語で、日本の「自家製」のように、手作り料理には「Fatto a mano(ファット・ア・マーノ)」もしくは「家で作った」という意味の「fatto in casa(ファット・イン・カーザ)」と一言添えられていることがありますので是非注文してみてください!
20.脚・足
脚は「Gamba(ガンバ)」、足は「Piede(ピエデ)」です。ガンバ大阪の「ガンバ(Gamba)」はここから来た言葉です。
21.血
血は「Sangue(サングエ)」と言います。スペイン語ですが飲み物の「サングリア」はこの「Sangre(スペイン語で「血」)」から来ています。
22.心臓
心臓は「Cuore(クオーレ)」です。情熱的なイタリアではこの単語はあちこちで見かけます。グリーティングカードにも「親友へ!」を意味する「Amico del Cuore!(アミーコ・デル・クオーレ)」や、「心からおめでとう!」を意味する「Tanti auguri di cuore(タンティ・アウグーリ・ディ・クオーレ)」なんて書いてあるのでチェックしてみてください。
最後に
家で単語帳を使って勉強するのも良いですが、イタリアには日本のようなドラックストアが沢山あり、接客を受けずに自由気ままに見て回ることが出来るので、是非足を運んで、パッケージなどを見ながら顔・体にまつわる単語を覚えてみるのもよいかもしれません。
日本にいる方はコスメショップやヘルスケアショップのWEBサイトなども楽しく単語を覚えるツールとしておすすめです!
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