1. Spotted dick

レーズンなどのフルーツを具に、シトラスの皮などで香りを出したイギリスの蒸しケーキです。suetと呼ばれる動物性油脂を使うものが伝統的ですが、最近は健康志向が高まり他の油脂を使って作る場合も多いようです。これにカスタードをたっぷりかけて楽しむのがイギリス人のお気に入りです。

2. Trifle

カスタード、フルーツ、生クリーム、スポンジケーキ、フルーツジュース（ゼリーが最近は多く使われています）などをレイヤーにしたデザートです。フルーツはベリー類が使われることが多く、シェリー酒などを加える人もいます。クリスマスの時期にクリスマス・プディングのかわりに食べられることもあるようです。

3. Eaton mess

イギリス屈指の名門私立学校のイートン校に由来があるこのデザートは、構内の売店で売られたり、クリケットの試合などで出されていたそうです。焼き上げられたメレンゲ、イチゴなどのベリー類をはじめとするフルーツや生クリームを合わせた簡単なデザートです。イギリスでは夏に好んで食べられることが多く、一番人気はイチゴを使ったものだそうです。

4. Apple crumble

多くのイギリス人がノスタルジーを感じるりんごを使った素朴なお菓子です。すっぱいイギリスのリンゴと素朴なぽろぽろとしたクランブル（小麦粉、バター、砂糖）をオーブンで混ぜてかりっと焼きます。これにカスタードやクリームをかけて食べるのがイギリス流です。アップル・タルトも大変人気があります。

5. Bakewell tart

スコーンと並んでティータイムに大人気のタルト菓子です。カフェや美術館などのイートインなどでもよく見かけ、スーパーでも売られている良く知られたお菓子です。タルト生地に乗せ焼かれたアーモンドパウダーなどが使われたスポンジから、フィリングのラズベリージャムがとろり…。ベイクウェルという町が発祥の地だそうです。

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6. Victoria sponge cake

Victoria sandwichやVictorian cakeなどと呼ばれることもあるこのお菓子、ティータイムにスポンジケーキを好んで食べていたビクトリア女王にちなんで名づけられたそうです。しっとりした２枚のスポンジにラズベリージャム、生クリーム（バタークリームの場合も）がサンドイッチされたVictoria sponge cakeは今でもイギリスで大人気です。

7. Carrot cake

摩り下ろしニンジン、くるみやレーズンなどが使われたスポンジはシナモンのスパイスがとても良い香り！そのしっとりスポンジの上にクリームチーズを使ったアイシングがのせられたこのお菓子は、ベーカリーやカフェなどでも多く見かける人気のケーキです。スーパーや持ち帰りサンドイッチのお店などでも一口サイズが売られていて、ついつい手を伸ばしてしまいます。

8. Mince pie

これが店頭に並ぶと、「もうすぐクリスマスだなあ」と感じる季節のお菓子です。クリスマスの時期に食べられるMince pieは、ドライフルーツをブランデーに漬け込んだミンスミートをパイ生地で包んで焼いたもの。クリスマスから1月6日のエピファニーまで、毎日1つずつ食べると来る1年を幸せに過ごせると言い伝えられています。家庭で作る場合は何ヶ月も前からフルーツを漬け込み、手間をかけています。

9. Sticky toffee pudding

デーツなどが加えられたしっとり茶色のスポンジにねっとりしたトフィーソース（イギリスで好まれるミルクキャラメルソースのようなもの）がかけられたケーキです。温かなスポンジにソースをかけ、生クリームやバニラアイスクリームを添えて頂きます。

10. Banoffee pie

イングランド南東部イースト・サセックスで生まれたこのお菓子、映画「ラブ・アクチュアリー」にも登場しています。タルト生地にトフィークリームを敷き詰め、バナナやホイップクリームをレイヤーにした甘いお菓子です。チョコレートやコーヒーをトッピングや風味付けに使うこともあります。タルトの代わりにビスケットを砕いたものがベースになっていることもあります。

まとめ

いかがでしたか？まだまだご紹介できないおいしいお菓子がイギリスにはたくさんあります。皆様もぜひ味わってみてくださいね！

皆様の留学を心より応援しています！

Have a lovely day!