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イタリアでおすすめの新聞社はどこ?在住者なら読んでおきたいイタリアで人気の新聞とは
イタリアには新聞配達の文化がありません。その為、新聞を読みたい人はEdicola (エディコラ) という新聞スタンドで購入したり、バール (Bar) に入って、置いてあるものを読んだりします。いまやネットやテレビで簡単にニュースを見ることはできますが、1.5ユーロとお安く買えますのでぜひ新聞を買って読んでみましょう!
イタリアの全国紙
イタリアで、いわゆる日本の読売・朝日・毎日新聞にあたるのが「Corriere della Sera (コリエーレ・デラ・セーラ)」「la Repubblica (ラ・レプッブリカ)」「LA STAMPA (ラ・スタンパ)」の3紙です。Edicolaの看板にこれらの新聞の名前が大きく掲載されていることも多く、ビジネスマンが利用するホテルなどではこの3紙は大体ロビーに置いてあります。
Corriere della Seraとla Repubblicaの方が、LA STAMPAはより20万部ほど発行部数が多いことから、前2紙を「二大新聞」として扱うこともあります。この2紙は、共に日本の報道などにも良く引用されています。Corriere della Seraは本社がミラノ、la Repubblicaは本社がローマのため、住む場所によって目にする割合が変わってくるかもしれません。
余談ですが、Corriere della Seraは「sera (夕方)」という文字からわかる通り、元々は夕刊としてスタートしたものですが、現在Corriere della Sera含め、イタリアに「夕刊」はありません。ただし、日本の「土曜版」のようなものはあり、例えばla Repubblicaは土曜日に「la Repubblica delle Donne (ラ・レプッブリカ・デッレ・ドンネ)」という女性向けの雑誌を付録として付けて売っています。表紙もとてもおしゃれで写真も多く、映画や音楽などの親しみやすい話題も沢山載っているので、土曜版は女性のみならず男性にも人気です。
イタリアの地方紙
日本同様、イタリアにも地方紙が山ほどあります。先に挙げた全国紙3紙は、若者の活字離れの影響もあり、近年インターネット版にかなり力を入れているので、地方紙を紙媒体で買って読んでみても良いかもしれません。天気予報がより詳しく書いてあったり、地元密着記事が多いのでイベント情報などを収集するのにも役立ちます。
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イタリアの経済紙・スポーツ紙
経済紙で日本の日本経済新聞にあたるのがミラノ発の経済新聞「Il Sole 24 Ore (イル・ソーレ・ヴェンティクァトロ・オーレ)」です。こちらもビジネスマンが多く滞在するホテルなどには全国紙と並んで置いてあることがほとんどです。また、スポーツ紙も沢山あり、特に有名なのが薄ピンクの紙の「La Gazzetta dello Sport (ガゼッタ・デロ・スポルト)」です。イタリアはサッカー大国ですので、試合の翌日は飛ぶように売れます。なお、日本のスポーツ紙と違って芸能情報やゴシップ情報はなく、半分以上がサッカーの話題であることがほとんどです。
最後に
今回挙げたイタリアの新聞は、もちろん紙媒体での購入もおすすめですが、インターネット版も非常に充実しているので、留学前に日本でチェックしておくのもよいかもしれません。動画コンテンツなどもたくさんあるので見ごたえがありますし、la Repubblica delle DonneのWEB版などはレストラン情報や占いなども掲載されているので、見ているだけでもとても楽しいですよ!イタリアに住む際はぜひご覧になってくださいね。