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イタリアの民間療法ってどうなの?イタリアで風邪を引いた時におすすめの民間療法5選

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日本と比べて湿度が低く、朝晩の気温差の激しいイタリアでは、冬でなくとも何となく風邪っぽくなることがあります。もちろん薬やお医者さんに頼るのが一番ですが、イタリア人に教えてもらった民間療法もなかなか侮れませんでしたので、色々試した結果おすすめのものをご紹介します。

1. 玉ねぎのハチミツ漬け(Sciroppo di cipolla)

イタリアでも生姜やレモンのハチミツ漬けは風邪の時の定番だそうですが「玉ねぎのハチミツ漬け」は、家にあるものでササっと作れて喉の炎症にも効くのでおすすめです。作り方は簡単で、市販の黄色か紫玉ねぎをスライスし、はちみつと一緒に瓶に入れて一晩寝かせるだけです。玉ねぎだけ食べても辛くないですし、シロップをお湯割りにしても、体が温まります。

2. リゾット・ビアンコ(Risotto bianco)

flickr

こちらは普段見かける具だくさんリゾットとは違い、まさに見た目も味も日本の白粥にそっくりなものです。コンソメ出汁にお米を入れるだけのシンプルなレシピで、作ってくれた友人曰く「1日目の元気がない時はこれにオリーブオイルを垂らして食べて、元気が出てきたらパルメジャーノチーズを入れて食べてね!」とのこと。梅干しにも合いそうな、とてもほっこりする味です。

3. エッセンシャルオイルの入浴剤(Sali da bagno per il raffreddore)

入浴剤のように、お湯を張った湯船にオイルを数滴垂らして使います。鼻風邪にはミント・ティーツリー・ユーカリオイルなどがおすすめだそうですが、それだけだと体が冷えてしまうので、ラベンダーや塩を加えると睡眠の質が上がり、体も温まるので良いとのこと。 昔ながらの方法ですが桶(ボール)にお湯を張ってそこにオイルを垂らし、頭からタオルをかぶって蒸気に当たったりして使うのもおすすめだそうです。

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4. セージうがい(Gargarismi alla salvia)

セージ(薬用サルビア)は昔からうがい薬として用いられてきたそうで、市販のハーブティを冷ましてから20~30分に1回程うがいをすると良いと言われて試しました。苦いですが、確かに効果的です。イタリアでは本物のセージを買ってきて、アップルビネガーや塩を加えたりもするそうですが、ティーバックでも十分効きます。胃が疲れている時に温かくして飲んでも効果的だそうです。

5. 湯たんぽ(Borsa dell'acqua calda)

Wikimedia Commons

イタリア人も湯たんぽを使う為、冬が近づくと、お湯を入れるバージョン以外に電気湯たんぽ、ポケットサイズ湯たんぽなど沢山売り出します。イタリア製のものはカバーがビビッドで、洒落ていて可愛いです。北イタリアに住んでいる為かもしれませんが、冬はスーパーなどでも簡単に手に入りますので是非試してみて下さい!

最後に

風邪をひいた時にも役立つ対策ばかりですが、もちろん予防としても効果的ですので、体調に違和感があるときはぜひ試してみてくださいね。

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