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「これください」はイタリア語で?買い物で使えるイタリア語フレーズ9選

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イタリアに来た多くの友人が「日本であれだけ勉強したのに、イタリアに行ったら全く言葉が出て来なかった」と言います。私もその一人で、どうしても頭でっかちになってしまい、スーパーへ買い物へ行くと、「3つ買うから複数形にしなくちゃ」「卵は女性名詞?」等、文法の知識が邪魔をしていつも入店前にパニック。 結局数か月間、対面販売の店に入ることが出来ませんでした。しかし、これではだめだと一歩を踏み出したら、意外とどうにかなってしまってびっくり。今回は、買い物をする時に役立つ簡単な言い回しをご紹介します。

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これください

Public Domain File

「これください」はイタリア語で「Questo, per favore(クエスト・ペル・ファボーレ)」です。まずはあまり細かいことは考えず欲しいものを指して「クエスト・ペル・ファボーレ」と言ってみて下さい!「どの位欲しい?」と尋ねられますが、その後はジェスチャーで何とかなります。

私は、細かい文法ばかり気にして、長らく話しかけられずにいたのですが、お惣菜屋さんで観光客の日本人が「クエスト・ペル・ファボーレ」と言って楽しくお買い物をしていたのを見て愕然。正しい文法で話すことは大切ですが、まずは通じればOK!気楽にいきましょう!

個数+物+ください

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「個数+物+ください」をイタリア語で伝えたい時は「個数+物+per favore(ペル・ファボーレ)」です。たいていの買い物はこれで十分。例えば以下のように尋ねてみて下さい。

サラミ1本ください

「サラミ1本ください」はイタリア語で「Un salame, per favore.」です。

サラミ2本ください

「サラミ2本ください」はイタリア語で「Due salami, per favore.」です。

「Salame」は複数形になると「Sarami」に変化しますが、そのような枝葉の部分は間違えても影響なし。「欲しいもの」と「個数」だけはっきりイタリア語で言うようにしましょう。

イタリア人の英語レベル

ちなみに英語についてですが、私の住んでいる中都市ではイタリア人の英語レベルは私の70代の祖母と同レベルです。「ワン、トゥー、スリー」や「ウォーター」すら通じないこともあります。ですので、数字や単語はイタリア語で話せるとベター。

イタリア語が分からない場合は下手に英語で話すよりも「クエスト・ペル・ファボーレ」と言って、指で欲しい物の個数を表した方が通じる場合も多いです。

量り売りのお店の攻略方法

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お惣菜やひき肉を買う時ばかりは、どうしても欲しい量(グラム)を言わないといけません。ただ、大体いつも買う量は決まっていると思いますので、良く使うものだけ暗記しちゃいましょう。私が良く使うものを参考までに挙げます。

  • 50g ⇒ mezzo etto(メゾ・エット)
  • 100g ⇒ un etto(ウネット)
  • 200g ⇒ due etti(ドゥエ・エッティ)

もちろん、「100g」を表現する「cento grammi(チェント・グランミ)」でもOKですが、食料品店では「etto」を使う人が多いです。これらをさっきの「個数+物+ペル・ファボーレ」に当てはめてると下記のようなフレーズで注文できます。

Un etto di prosciutto, per favore

「Un etto di prosciutto, per favore」はイタリア語で「ハム100g下さい」という意味です。

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その他、実際に良く使うフレーズ

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最後に買い物中に頻出するフレーズを紹介します。

少し待ってください

「少し待ってください」はイタリア語で「Un attimo, per favore.(ウナッティモ・ペル・ファボーレ)」と言います。入店後、まずは品定めしたい時に言う一言です。

一切れ / 二切れ

「一切れ」はイタリア語で「Una fetta(ウナ・フェッタ)」、「二切れ」はイタリア語で「Due fette(ドゥエ・フェッティ)」と言います。魚、パン、ケーキ、ピザなどを買うときに使います。もちろん一個、二個と言ってもOKです。

ちょっとください

「ちょっとください」はイタリア語で「Un po', per favore.(ウン・ポ・ペル・ファボーレ)」と言います。グラム数や個数の単語が分からなくなってしまっても、とにかくこれを言えば、どうにかなります!

もっと多く / もっと少なく

「もっと多く」はイタリア語で「Di piu'(ディ・ピュー)」、「もっと少なく」はイタリア語で「Di meno(ディ・メーノ)」と言います。このフレーズも合わせて覚えておくと便利でしょう。

このピザを2ユーロ分ください

「このピザを2ユーロ分ください」はイタリア語で「Due euro di questa pizza, per favore.(ドゥエ・エウロ・ディ・クエスタ・ピッツァ・ペル・ファヴォーレ)」と言います。そもそもグラム数がピンと来ない時に使います。

以上です

「以上です」はイタリア語で「Basta così.(バスタ・コジ)」と言います。オーダーし終えた時の一言です。

レジ袋要りますか?

「レジ袋要りますか?」はイタリア語で「Vuole sacchetto?」と言います。イタリアではレジ袋が有料の為、これはしょっちゅう尋ねられます。レジ袋のような袋をイタリアでは「sacchetto」と言うので単語だけでも覚えておきましょう!

味に関するイタリア語

いかがでしたか?イタリアでお買い物をするのがまだ怖いという方は、まずはお店に入って話かけてみてください!その時、わからなかった単語を家で調べれば毎日新しい発見があり、より充実したイタリア生活が送れることと思います。

買い物の時、もう一歩踏み込んで会話をする時に味についての表現も覚えておくと便利です。『 「甘い」や「酸っぱい」はイタリア語で何という?味にまつわるイタリア語9選 』の記事で使えるイタリア語を紹介しているので合わせてチェックしてみてください。

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