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日本とはまるで違う?ドイツのレストランでの6つのルール

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ドイツのレストランと、日本の飲食店でのマナーはまるで違います。日本では普通の行動でも、ドイツのレストランでおこなうと周りから白い目で見られてしまうかもしれないので、注意が必要です。留学先でも外食をしっかり楽しめるよう、今回はドイツのレストランのマナーをご紹介します!

1.テーブルは基本的に担当制

日本ではどの店員に声をかけても対応してくれますが、ドイツでは各ウエイターの担当するテーブルが決まっています。自分のテーブル担当でない人に声をかけても「このテーブルの担当者に言ってください」と言われてしまいます。初めにメニューを持ってきてくれた担当者の顔をしっかり覚えておきましょう。

2.手を挙げてウエイターを呼ばない

レストランに限らず、ドイツでは日本の「挙手」は厳禁です。指を伸ばして右手を挙げる行為はナチス式敬礼と呼ばれ、ヒトラーへの忠誠を示す行為と見なされています。

ウエイターへの合図は人差し指だけを伸ばし、手を顔の高さまで持ち上げます。日本で言うと「ひとつ」と数を示すような仕草です。これはとても重要なので、是非身につけてくださいね。

3.大声でウエイターを呼ばない

同様に、「すみませーん」と声を上げることもやめましょう。ウエイターさんが自分のテーブルの近くを通ったときに、会話と同じ程度の声量で「Entshuldigung(エンシューディグン)=すみません」と言うのがスマートです。

4.音を立ててすすらない

洋食では共通のマナーですが、スープや麺類を「ずずずっ」と音を立ててすする行為もマナー違反です。ドイツでは子供でも音を立てずに食べていますので、是非気をつけたいところです。

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5.鼻をすすらない

食事中に限らず、鼻をすする行為はドイツではマナー違反。その代わり、ドイツの人は食事中のテーブルでも堂々と鼻をかみます。日本人では後者の方が嫌がられるような気がしますが、ドイツでは確実に鼻をすする方が嫌がられます。

6.別々に会計ができる

ドイツのレストランでは、頼んだ物を皆でシェアする日本と異なり、自分が頼んだ物を自分だけで食べるというスタイルが前提です。会計時も各自、自分が食べた分だけを払うことができます。

お会計を頼んだら、大抵の場合、会計は一緒にするか別々かを尋ねられます。別々にする場合は、店員さんがその場でそれぞれの金額を計算してくれますよ。

おまけ レストランで使えるドイツ語フレーズ

最後に、以下のフレーズを覚えておくと便利です。

Möchten Sie zusammen oder getrennt zahlen?(モヒテン ズィー ツザメン オダー ゲトレント ツァーレン?)
お支払いはご一緒ですか、別々ですか?

Zusammen, bitte(ツザメン ビッテ)
一緒でお願いします。

Getrennt, bitte(ゲトレント ビッテ)
別々でお願いします。

まとめ

いかがでしたか?日本とドイツのマナーの違いに驚いた方もいるかもしれませんが、一度理解すれば難しいことはありません。現地流のマナーを身につけて、楽しく外食に出かけてくださいね。

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