「エディンバラの小学生で2か国語の学習が必須に」<BBCニュース>

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日本を含め、世界中の学校では、外国語教育に力を入れるところが増えています。英語圏であるイギリスの状況はどのようなものなのでしょうか?ここでは、英国の他の都市の先を行く、エディンバラの取り組みについてご紹介します。

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今回ご紹介する記事の詳細

今回ご紹介するのは、2015年10月13日にBBCニュースのオンライン版に掲載された記事「Edinburgh primary pupils to study two foreign languages」(エディンバラの小学生で2か国語の学習が必須に)です。この記事は、スコットランドのエディンバラで地方議会によって可決され、英国の他の都市に先立って導入される小学校での「1+2」と呼ばれるプログラムについて紹介しています。

Every pupil in Edinburgh is to receive lessons in two foreign languages by the time they leave primary school, council officials have announced.

(エディンバラのすべての学童は、小学校を卒業するまでに2つの外国語のレッスンを受けることになることを、地方議会議員が公表しました。)

The new scheme called 1+2 is due to start in 2017 - three years ahead of a national deadline set for 2020.

(「1+2」と呼ばれるこの新しい計画は、英国内での2020年までという期限よりも3年早い、2017年に開始されることになっています。)

選択できる「コア」言語には、フランス語、スペイン語、中国語(マンダリン)、ゲール語、ポーランド語、ペルシャ語などがあります。生徒たちは、小学校1年生(5歳前後)から第2外国語の勉強を始め、5年生(9歳前後)から第3外国語に触れることに。

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"Thanks to the expansion of our 1+2 provision we are beginning to see just how much languages can enrich wider learning and raise the bar on the kind of education we offer our young people from their early years."

(「1+2」対策の拡大のおかげで、言語が幅広い学習をどれほど強化し、また我々が子どもたちに早期から提供する教育の水準をどれほど引き上げてくれるのかが見え始めている。)

エディンバラの地方議員は、このように述べて、エディンバラが英国で最も先にこのような教育方針を取り入れることを歓迎しています。

英国内では外国語としてドイツ語の人気が高まりつつあり、エディンバラはドイツ国内の大学とも協力して、プログラムを提供していくとのこと。

"The cognitive, cultural and economic benefits of language learning are all key drivers in our commitment to their introduction from nursery across all our schools by the end of next year.

(言語学習の認知的、文化的、経済的利点は、来年の終わりまでにすべての学校にわたって保育園からその(言語学習の認知的、文化的、経済的利点)導入をしようという我々の専心において、鍵となる推進力だ。)

議員はまた、「スタッフ、学習者である子どもたち、そして親が、この「1+2」方針に関わりあい、そしてみながともに学び、言語を学校生活の一部にしようという考えを本当に持っていることを見ることは、素晴らしい。」と述べています。

"Languages are key in equipping our young people for a modern world in which they are global citizens.”

「言語は、我々の若い子どもたちがグローバル市民となる現代の世界のために、彼らを備えさせる(準備させる)ことにおける鍵なのです。」

というフレーズで、このエディンバラ議員の話は締めくくられています。英国の他の都市に先立って行われる、このエディンバラの取り組み。どのように進むのかが、注目されています。

まとめ

多くの日本人は「第2外国語」である英語だけでも精一杯なのに、「第2外国語」「第3外国語」も教えてしまおう、というイギリスの取り組みはとても興味深いですね。世界言語である英語が母語であるために、他の言語を母語とする学習者よりも言語学習に対する熱心さが欠けるというのは、一部にあるかもしれません。この取り組みがそれをどのように変えてくれるのか、注目です。

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この記事を書いた人

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Tea drinker, painter, traveler, skier and yogi. アメリカ、カナダ、デンマークなどに居住。現在は翻訳の仕事をしながら、イギリス南西部の田舎町でパートナーとその家族との5人+1匹暮らし。