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オランダ生活でやっている4つのホームシック対策
私は2年間の遠距離恋愛を経て、現在、オランダで彼の家族と一緒に生活をしています。知らない土地、慣れない文化での生活は決してカンタンなことではありません。正直、未だに苦労し、悩むこともあります。今回は私が実践しているホームシックにならないための方法をご紹介します。
1.無理をしない
私はオランダに来てから彼と彼の家族と一緒に暮らしていますが、最初の2週間は時差に悩まされました。また、オランダの食事、オランダの生活習慣、オランダの文化、などなど全てが初めてだったので、文字通り「オランダに慣れる」ことが最初の課題でした。
更に彼の家族との同居生活。日本人家庭だったとしても大変そうなのに、それがオランダ人家庭です。オランダ人家庭の中に、オランダ語が話せない日本人が一人。生活に慣れるまでは本当に苦労しました。
その時、私が決めたのは「無理しない」ことです。日本の生活に近づけようと思っても、当然すぐにはできません。時間がかかってしまうのであれば、その間は無理をせず、できることを一つずつやろうと考えました。無理して日本と同じ生活を取り戻そうとしても、それが叶わない時、日本に帰りたくなる気持ちに襲われてしまうからです。
まずは、その国に慣れることだけに集中して、自分がその国でできることを増やすことに専念します。とにかく無理をしないことが大切です。できることが少しずつ増えていけば、生活も楽しくなります。ホームシックに陥ることもなくなります。
2.日本語や日本食を受け入れる
海外生活をしている人の中には、日本語や日本との関わりを避ける人もいます。しかし、私は日本に関わるものを受け入れるようにしました。
例えば、日本語で日記を書いています。家族で日本語が分かるのは私だけなので読まれる心配もありません。自分の気持ちを素直に吐き出すことができます。また、日本語で書くことで日本語を忘れない効果もあります。
オランダで生活していて、自分から使わない限りは日本語を見聞きする機会がありません。そんな中で、我慢してまで日本語を使わないようにすると、余計に日本への気持ちが強くなってしまいます。一日中、日本語を使っているわけではありませんが、使う機会をあえて避けるようなことはしません。
日本食も定期的に食べるようにしています。日本食を通じて、彼の家族やオランダの友達に日本のことを紹介できます。私自身も定期的に食べることで、日本への寂しさが軽減できています。
滞在先の国の文化や習慣を受け入れ、日本人として日本文化の紹介や日本語を使うことで、海外生活をより楽しくできます。
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3.日本の家族や友達に連絡する
私は寂しくなった時、すぐ家族や友達に連絡しています。日本の家族や友達は寂しさを和らげてくれて、オランダでの生活を楽めるように気持ちを切り替えさせてくれます。
オランダは英語が通じますが、母語はオランダ語です。夕食時は全員オランダ語で会話します。時々、彼が英語で通訳してくれますが、英語で意味が分かっても、バックグランドが違う日本人の私には理解できない内容もあり、不安を感じることがありました。
そんな時、自分一人で我慢するのではなく、親しい人に話を聞いてもらうことが大切です。時差や相手の都合を考える必要がありますが、自分を理解してくれている人に、話を聞いてもらうことで安心できます。
2と重なりますが、日本語を避けるために、日本の家族や友人への連絡を我慢すると余計にストレスになります。現地で作った友達との話も楽しいですが、家族や昔からの友達と話すこともお勧めします。何回か友達と日本語で話をしたからといって英語力は落ちません。むしろ普段から寂しいからと日本人で固まってしまう方が、英語も身に付きません。
4.その国に来た理由を思い出す
私は2年間の遠距離恋愛から、彼と暮らすためにオランダに来ました。オランダも海外生活も初めてでした。当初はとても不安でしたが、今ではオランダの生活にも慣れ、とても充実しています。
時々、「日本に帰りたくないのですか?」と聞かれますが、私は「帰りたくない」と答え、私がオランダに来た理由と一緒に話すようにしています。自分の意思ではなく、仕事や家族の都合で海外生活を余儀なくされた人もいると思いますが、留学している人の多くは自分の決断でその国に住んでいるのだと思います。
人間は感情の生き物です。その場の気持ちだけで日本に帰りたくなる時があります。そんな時は、落ち着いて、その国に来た理由を思い出すといいです。これから留学したい人は、誰かにアドバイスをもらったり、たくさん相談してもいいですが、最終的な決断は必ず自分でしましょう。そうすることで、留学生活が想像以上に困難でも頑張ることができます。
最後に
今回はオランダで生活している私がホーム一クにならないための方法をご紹介しました。せっかくの海外生活なのでホームシックにならず、今回の記事をヒントに少しでも現地での生活を楽しんでいただけたら嬉しいです。