【学校スタッフにインタビュー】イスラム圏への留学は安全?日本人留学生はモテる?ESドバイで英語留学
ラングペディアのスタッフが、アラブ首長国連邦のドバイにある語学学校ESドバイの日本人スタッフSatake Aikoさんにインタビューを行いました。
コロナ禍でも渡航が可能だった国ということもあり、英語を学ぶ留学先として爆発的に人気になったドバイ。ESドバイにはどんな特徴があり、どんな方に向いているのでしょうか?
これからドバイ留学を考えている方、必見です!
ESドバイ、スタッフ・プロフィール
- Satake Aikoさん
- 京都府出身
- ドバイ在住9年目。2024年4月までES Dubaiに勤務。
- 20畳ほどの家具付きの広い部屋で一人暮らし(クィーンサイズのベッドがお気に入り)
- 趣味はシーシャ(水たばこ)。自宅にMyシーシャを持っていて、一人でで3~4時間楽しむことも
- 週末は料理、家事、モールでお買い物、友達とホテルのブランチを楽しんだり、女性専用ジムで汗を流したり、悠々自適な生活を楽しんでいます。
▼ESドバイ36階にあるカフェ
――Aikoさん今日は宜しくお願いします!早速ですが、AikoさんはいつからESドバイでスタッフとして勤務していますか?
Aikoさん:2021年9月から2024年4月まで、ESドバイで勤務していました。
元々、青年海外協力隊としてガーナで2年間ボランティアをしていました。
それを終えて、2ヶ月後くらいに、ドバイの日系の食品卸の会社の求人を見つけて営業をしていましたが、そろそろ転職活動をしたいなと思っていたところ、
ES Dubaiの求人広告を偶然見つけて応募しました。
――ガーナで青年海外協力隊をしていたとは、すごい経歴をお持ちですね。ガーナの後にドバイで就職することに、ご両親からの反対はなかったですか?
Aikoさん:両親は、私がガーナに行っていたこともあり、ドバイに行くと言っても特に驚きませんでした。
むしろ、母はアラビア語の本を買ったりして、ドバイに遊びに来る気満々でした(笑)
――海外で仕事をするにあたり、英語力の不安はなかったですか?
Aikoさん:英語については、ガーナの応募時点でTOEICは650点でした。大学時代に留学経験もありませんでしたし、勉強は特にしていませんでした。
――英語がそれほど得意だった訳ではない中、海外で働くことに対して、葛藤や不安はありませんでしたか?
Aikoさん:元々、漠然と将来は海外で働きたいと思っていたので、海外で働くことに対する葛藤や不安は特にありませんでした。
実際に働いてみて、文化や価値観の違いを感じる場面は日本で働くより多いですが、それに対してストレスを溜めないように心がけています。
学校スタッフの仕事について
――学校スタッフのお仕事内容について教えてください。
Aikoさん:学校スタッフの仕事は大きく分けて2つあります。
1つは日本の留学エージェントさんとのやり取りです。主にメールで問い合わせの対応をしたり、申込みの手続きを行います。
2つ目は留学中の日本人生徒のサポートです。入学初日のオリエンテーションや、少しでも留学生活を充実したものにできるように、
個別にサポートをしております。
あと、イギリスにある姉妹校のES Londonには日本人スタッフがいませんので、
日本からのお問い合わせは、ロンドン校・ドバイ校どちらについても全て私が対応しています。
――学校スタッフをやっていて良かったなと思う時はどんな時ですか?
Aikoさん:慣れない留学生活で辛くなっている生徒を励まして、 最終的に笑顔で帰国する様子を見ると、学校スタッフをしていて良かったなと思います。
――逆に、学校スタッフをやっていて、大変だと感じることはありますか?
Aikoさん:私自身、本当にこだわりのない性格なので、日本人女性で細かいことをおっしゃる方の対応は難しいと感じます。
それでも、感じ方や考え方は人それぞれなので、「佐竹は冷たい対応だ」と言われないように気をつけています(笑)
――たくさん学生がいる中で、特に印象に残っている学生のエピソードはありますか?
Aikoさん:これまで多くの生徒様を受け入れてきており、印象に残っている方はいっぱいいます。
慣れない留学生活で、最初はホームシックや理想とのギャップで泣いていた方が、徐々に慣れてきて、
満面の笑顔で他の留学生と過ごしている姿をみたりしたこともたくさんあります。
他には、学生寮に帰る最終のバスを逃してしまい、ドバイの街で野宿した学生がいて、その話を聞いたときはかなり驚きました。
ESドバイの特徴・雰囲気
――ESドバイはどんな雰囲気の学校でしょうか?学校のウェブサイトからは分からない情報を教えてください。
Aikoさん:ESドバイでは、意外とカップル成立率が高いです。
日本人男性もモテます。日本人男性はタイ女性から大人気ですね。モテランキングリストもあります。
日本人女性はトルコ人、南米人とカップル率が高めです(笑)
――そうなんですか?!それは嬉しい情報ですね(笑)他の学校では聞いたことのない情報でとても新鮮です! もちろん、学業第一ですが、海外の方と仲良くなりたい方はドバイ留学、おすすめですね。先生方はどんな方がいらっしゃいますか?
Aikoさん:主に初級クラスを担当している先生はかなり声が大きく、他の教室で授業を受けていても、その声が聞こえてくるほどです。
ゆっくりと身振り手振り大きく教えてくれるので、初心者の生徒さんに分かりやすいと人気があります。
他には、美男美女カップルと言われている夫婦の先生も人気です。
――ESドバイの先生は全員ネイティブと伺いましたが、どんな国籍の先生が在籍されていますか?
Aikoさん:ドバイがイギリスの保護領だった歴史もあり、イギリス人が多いです。
その他にもアメリカ、南アフリカなど色々な国の講師がいます。
イスラム教の講師はいますが、アラビア訛りの英語は一切ありません。
――滞在先については、いかがですか?他国と違うところはありますか?
Aikoさん:ドバイは、イスラム教の関係で男女わかれて生活しますので、ホームステイの提供はなくレジデンスでの滞在です。
ドバイでの生活
――ドバイは観光地としても有名ですが、学校周辺のおすすめスポットはありますか?
Aikoさん:ドバイは国際色豊かなので、学校近くにはレストランが多くあり、色んな国の料理が楽しめます。
アラビック、メキシカン、中華系、タイやベトナム、インド、アフガニスタン、ウズベキスタンなど、日本では滅多に食べられない料理も楽しめます。
レストランはテラス席もあり、友人と楽しく食事することができます。
Aikoさん:ビーチも意外と近くにあり、夜遅くまでお店が開いているので、夜にビーチ沿いを散歩することもできますし、週末にビーチで遊んだりもお勧めです。
シーシャのお店もあります。私は24時間営業のシーシャのお店に最長7時間いたことがあります。
ドバイのお店は、お客を追い出さないところが良いです(笑)
――ドバイはイスラム圏の国ですが、外出する時に気を付けることはありますか?
Aikoさん:よく聞かれるのですが、モスクを訪問する時以外はスカーフは不要です。
ノースリーブでもスカートでも、ヘソだしルックも問題ありません。
ただし、一部、ディープなエリアもあるので、そういうところは肌を出して近づかない方が良いです。
――ドバイでの生活で、危険なことや大変なことはないですか?
Aikoさん:ずっとドバイで一人暮らしをしていますが、一度も危険を感じたことがありません。
食事については、私はこだわりがない人間なので、食べ物も日本食は食べなくても平気です。
朝はデーツとヨーグルト、昼はサラダランチ(エチオピアの豆とゴーヤのサラダ)、夜はオートミールとかを食べています。
ドバイには中国人も多いし、中華マーケットで餃子やキムチなども手に入ります。
お買い物もイオンのようなモールが本当にたくさんありますし、車も運転するので特に困ることはありません。
――ドバイでの生活を楽しんでいらっしゃる印象ですが、ドバイに来て良かったなと感じるのは、どのようなところですか?
Aikoさん:ドバイの街は多国籍な環境で、人口の90%が外国人です。
本当に色んな人がいて、様々な文化や価値観を知れることが自分の経験を豊かにしてくれていると感じます。
日本からだと遠い国への旅行も世界のハブ都市であるドバイを利用するとアクセスしやすいです。
あとはやっぱり、シーシャをたくさん楽しめるところですね(笑)
Aikoさんからメッセージ
――どういう人にES Dubaiに来てほしいですか?
Aikoさん:欧米諸国への留学のような王道の留学とは違うものを求めている方や、多国籍な街、
日本人が少ない多国籍な学校で学びたい方に特にお勧めです。
ドバイというときらびやかな街で物価が高そうとイメージされるかもしれませんが、日本とほぼ同じぐらいの物価水準で生活できます。
ドバイは外国人の割合が人口の90%近くで、非英語圏の国から来ている方も多くおり、
常にノンネイティブ同士で英語を話しているような環境ですので、
英語初心者の方でも間違いを恐れず、日常生活で英語を実践でき、英語初心者の方にもお勧めです。
Aikoさん:14歳〜17歳のジュニアキャンプも募集しています!2023年は日本からの参加者は5名でした。
中高生はまだ地元から出たことがない方が多いと思いますが、ジュニアキャンプの参加者も世界中から集まってくるので、本当に刺激があると思います!
同じ日本人でも他府県の同年代の子たちとであう機会もそんなにないですからね。
もっと多くの日本人にドバイに留学にきて欲しいです。
私もスタッフとして、ドバイを周知していく働きをしたいと思っています。
――留学を考えている人・迷っている人にメッセージをお願いします!
Aikoさん:英語を学ぶことは日本にいてもできるかもしれませんが、
留学し、様々な国から来た仲間と一緒に学ぶことで得られる経験や価値観は日本では得られないものです。
少しでも留学したいという想いがあるなら、その一歩を踏み出すことが大切です。
最後に
インタビューに答えてくれた日本人スタッフのAikoさんは海外在住歴も長いので、ドバイに限らず、海外生活についても相談が可能です。
ドバイは長期で滞在する生徒さんのビザ手続きも学校がサポートしてくれるため、難しい手続きは一切不要という点も安心ポイントです。
ドバイの学生ビザを取得し90日間以上滞在する場合は、アルバイトも可能です。
海外に行って英語を勉強したい方はもちろん、日本とは異なる文化を体験したい方や海外でアルバイトを経験してみたい!という方にもおすすめ出来る留学先です。
ES Dubaiはイギリスのロンドンにも姉妹校(ES London)がありますので、2か国留学を検討している方は是非検討してみてはいかがでしょうか?
ESドバイの基本情報
住所 | 15th floor BB1 Mazaya Business Avenue, Jumeirah Lake Towers, Dubai United Arab Emirates |
電話番号 | +971 (0) 50 906 5836 |
学生数 | 平均:700名 / 繁忙期:1000名 / 閑散期:500名 |
国籍割合 | ブラジル 8% / コロンビア 12% / フランス 3% / ロシア 20% / トルコ 19% / タイ 10% / 日本 5% / イラン 2% |
教室数 | 平均:60クラス / 繁忙期:70クラス / 閑散期:50クラス |
日本語対応 | 可 |
施設 | 無料Wifi / 図書室 / ラウンジ / 食堂 |
ウェブサイト | http://esdubai.com/ |
※学校情報・記事内容は、ラングペディアが学校に確認した段階での情報です(2024年3月現在)。変更されている可能性があります。
この学校への問い合わせ
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名称 | English Studies Dubai(イングリッシュ・スタディーズ・ドバイ) |
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国・都市 | アラブ首長国連邦 / ドバイ |
学校形態 | 語学学校 |
公式サイト | http://esdubai.com/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/15665/ |