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本家は夏!イタリア・スコッラーノの元祖ルミナリエとは?

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ここでは世界的にも有名な、イタリアの元祖ルミナリエについてご紹介します。

ルミナリエとは?

ルミナリエ(Luminarie)とはイタリア語で「イルミネーション」のこと。日本でも神戸で「神戸ルミナリエ」が開催されたのをきっかけに、その名が広く知られるようになりました。

イルミネーション自体はイタリアでもクリスマスシーズンに冬の風物詩として盛んに行われます。しかーし!実は神戸ルミナリエのモデルとなった「ルミナリエ」は、南イタリアのスコッラーノの夏に開催されるものなんです。

スコッラーノってどこにある?スコッラーノの場所

スコッラーノ(Scorrano)があるのは、南イタリアのプーリア州(Puglia)。イタリアをブーツに例えた際、 かかとのあたりに位置します。かかと部分は、いわゆるサレント半島(Salento)というエリア。その、最大都市レッチェ(Lecce)から車で約30分進むとスコッラーノに到着します。

いつやるの?ルミナリエの開催時期

ルミナリエは日本でいうちょうど七夕の時期、毎年7月 5~9日頃に開催されます。この頃はちょうど、スコッラーノの守護聖女(氏神様のようなもの)聖ドメニカを祝福するお祭り(La festa di Santa Domenica/ラ フェスタ ディ サンタ ドメニカ)の日。この日に合わせ、街じゅうに選りすぐりのルミナリエが設置されます。

どこでやるの?ルミナリエが開催される場所

スコッラーノの街のいたるところにルミナリエは設置されます。それぞれ演出が異なるのでお気に入りを見つけてみて!路地裏のしっとりとしたルミナリエもオツですし、広場に設置された豪華絢爛なものも見逃せません。初めての方は、ヴィットリオエマヌエーレ2世広場(Piazza Vittorio Emanuele II/ ピアッツァ ヴィットーリオ エマヌエーレ セコンド)へどうぞ。コンサートも行われ、多くの観光客と一緒に祭りを楽しむことができます。

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ルミナリエ見どころ3選

1.想像以上に現代的なイルミネーション

「聖ドメニカのお祭り」と聞くと宗教色の強い、歴史ある荘厳なお祭りを想像しがち。…ですが、イベントはかなり現代的な演出に満ちています。カンツォーネや最新のヒットチューンに合わせ、キラキラと電飾がゆらめくその様子は夏フェスのよう!一緒になって盛り上がりましょう!

2.とにかく明るい

全体的に夜の照明が暗いイタリア。そんな中、突然眼前に広がるルミナリエはとてつもなく明るく感じることでしょう。しっとりとしたイベントを期待している人は肩透かしをくらうかも!?しれません。

3.光だけじゃない!花火の演出も豪華絢爛

ルミナリエでは、お祭りノフィナーレに打ち上げ花火が夜空を彩ります。夏の南イタリアはとにかく暑い…夜でも25度を超える熱帯夜がお約束ですが、そんな中、あがる花火はなんとなく日本の夏祭りを彷彿とさせ、オツなものです。

イタリアの7月は日が長いため、夜21時頃からルミナリエがスタート。花火が上がるのは午前をまわってからですが、せっかく行くのであればぜひ最後までお楽しみください!

最後に

イタリア人も夏休みを利用して訪れるスコッラーノのルミナリエ。滞在中機会があれば、ぜひ行ってみてください。「クリスマス」「冬の風物詩」といったルミナリエのイメージが一新されること間違いなしです!

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