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2019年の干支!イノシシにまつわるイタリアの有名観光地5選
2019年は亥年。イタリアには干支文化はありませんが、意外にもイノシシとの間には深くて長い歴史があります。ここではそんなイノシシにまつわるイタリアの史跡についてご紹介します。
カゼルタ宮殿「ヴィーナスとアドニスの噴水」(ナポリ近郊)
ヴィーナスとアドニスの噴水はイタリア語で「Fontana di Venere e Adone(フォンターナ ディ ヴェネーレ エ アドネ)」といいます。これは、カンパニア州のナポリ近郊にある世界遺産Reggia di Caserta(カゼルタ宮殿)の庭にある大きな噴水。
ヴィーナスとアドニスの恋物語をモチーフとしたもので、ちょうどヴィーナスが、イノシシ狩りに行こうとするアドニスを「危険だから」と、やめるように説得している場面を表しています。
ポンペイ遺跡「イノシシの家」(ナポリ近郊)
イノシシの家はイタリア語で「Casa del cinghiale(カーザ デル チンギアーレ)」といいます。これはナポリ近郊の世界遺産Scavi di Pompei(ポンペイ遺跡)内にある史跡。入口にイノシシのモザイク画のある建屋で、当時、狩猟のために使っていたものだと言われています。
古代都市ポンペイには、他にも家ごとに犬や鳥など、さまざまなモザイク画が残っており、歴史に興味がない方も、見てまわるだけでとっても楽しいと思います。
クーマエの「硬貨」「アポロ神殿」(ナポリ近郊)
クーマエの硬貨はイタリア語で「Monetazione di Cumae(モネタツィオーネ ディ クーマエ)」といいます。クーマエはナポリ北西の古代ギリシャの植民地。ここで発見された硬貨には、イノシシの姿や牙が描かれております。
クーマエはイタリアに初めて建設されたギリシャ都市と言われており、硬貨の他にも、Tempio di Apollo(アポロ神殿)などでもイノシシモチーフの史跡が見られますよ!少しマイナーな観光地ですがイタリア最古のギリシャ植民地は見所に事欠きません。
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ヴェッキオ宮殿「500人広間」(フィレンツェ市内)
500人広間はイタリア語で「Salone dei cinquecento(サローネ デイ チンクエチェント)」といいます。この大広間には、壁沿いにずらっと、ヘラクレスにまつわる彫刻が展示されており、そのひとつにイノシシモチーフの「Cinghiale di Erimanto(エリュマントスの猪)」という作品があります。ギリシャ神話最強のヘラクレスの力強さが伝わってくる見応えのある作品。
500人広間は、天井や壁じゅうを埋め尽くすフレスコ画があまりに有名なため、どうしてもそちらへ目がいってしまいがちですが、彫刻の数々も必見です。
新市場「ポルチェッリーノの噴水」(フィレンツェ市内)
ポルチェッリーノの噴水はイタリア語で「Fontana del Porcellino(フォンターナ デル ポルチェッリーノ)」といいます。鼻を撫でると幸せが訪れる またフィレンツェに来られるなどと言われるこの像は、フィレンツェの街の中心地にあり、1年中世界中から訪れる観光客で賑わっております。
迷信大好きイタリアには「撫でると幸せが訪れる」像が、国内あちこちにありますが、ポルチェッリーノは特に有名なもののひとつ。せっかくフィレンツェまで行った際は、是非足をのばしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
この他にも、イタリアの絵画 彫刻作品の中に、イノシシは割とよく登場します。博物館や美術館に行く予定の方は、その年の干支にちなんだものを探してみるのも楽しいかもしれません。
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