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シンガポールで始まった2つの新しいシェアリングサービス!自転車&自動車シェアリング
世界各国で色々なシェアリングサービスが増えていますが、シンガポールもシェアリングサービスが増えてきています。政府や企業が何かを決心し、実行し始める速度がものすごく速いシンガポール。街中で増え始めているふたつのシェアリングサービスを紹介します。
2017年3月より自転車シェアリングサービスがスタート!
自転車のシェアリングサービスはヨーロッパ各地や一部中国などでも見られますが、シンガポールでも政府が2017年3月から導入を開始しました。
専用のアプリで自分の現在位置に近いところにある自転車を見つけ、自分の行き先場所まで利用するというサービスで、シンガポール島内中に広がっており、最近では利用者が増えてきております。
そもそもシンガポールでは20年前にはほとんど街中で自転車を乗っている人を見かけませんでした。自転車を乗りにいくとなると、イースト・コーストパークで自転車をレンタルすることが主流でしたが、時を重ねていくうちに、マウンテンバイク、スポーツ用自転車など「マイ・自転車」を購入し、エクササイズ用として乗る国民が増えて現在に至ります。
昨今では、シティ周辺、そして住宅街で「交通手段」としてこのサービスを利用する人が増えているため、自転車に乗る人が増えているように見えます。
かかる費用は、サービス会社によって若干違いますが、デポジット(敷金)が約49シンガポールドル、利用料金が30分で1シンガポールドル程度となっています。
自転車シェアリングサービスの利用の仕方
シンガポールの自転車シェアリングサービスは oBike 、 ofo 、 Mobike といった、いくつかの企業によって運営されており、シンガポールの会社と外国企業の提供するサービス会社があります。
利用の仕方
- 本サービスの携帯アプリをダウンロードし、自分の携帯電話番号を登録
- クレジットカード、デビットカード、そしてPayPalなどを使い、デポジット(敷金)をアプリ上で支払う(学生割引がある会社もあります)
- 自分の現在位置に近くにある自転車を、GPSのアプリ上で探す
- 指定の会社の自転車についているQRコードをスキャンすると、解錠され利用できる
- 利用が終わったら、自転車が止められる場所に止め、自転車についているロックを施錠
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新サービス!自動車のシェアリングサービス
2017年12月から始まった新しいサービスは、シンガポール政府が世界で最大と言われているフランスの電気自動車会社Bollore groupと提携し、BlueSG社がオペレーションを提供する電気自動車(Electric Car)のシェアリングサービスです。
2020年までに1000台の電気自動車をこのサービスでローンチさせ、島内500箇所2000充電ポイントを設ける予定になっているようです(2017年12月現在では80箇所32充電ポイント)。
シンガポール政府は、CO2排出量を考慮するためのエコ・カー推進を積極的に行っていますが、その推進活動の一環であるエコ・カーをシェアリング・サービスとして提供するのは面白い戦略ですね。
利用の仕方は BlueSG社のウェブサイト から携帯アプリで必要事項を入力後、現在位置に近くに駐車している電気自動車の運転席のミラー近くにあるカードリーダーに、BlueSG社の発行したカードもしくはシンガポール公共交通機関で利用できるEz-Link カードをかざせば利用開始できます。
まとめ
いかがでしたか?シンガポールは自動車購入価格が非常に高いため、こういったサービスが気軽に利用されるのもそう遠い日ではないことだと思います。
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