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留学しようか、やめようか?判断を下すのに役立つ4つのヒント
学生の方や社会人の方でも、年齢や立場を問わず、留学には費用が掛かり、ある程度の期間を要します。また、保険や銀行口座、住民票はどうしようかなど、考慮すべきこともたくさんあります。家族や友人に背中を押されたり、時には反対されたり、結局留学するべきかどうか悩んでいる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、留学中の筆者や海外留学をした筆者の友人の経験から、その判断を下すためのアドバイスをご紹介します。
1.留学の目的、なぜ留学したいのかを明確にする
海外留学は、国内旅行のように思いつきで行って帰ってくることはできません。特に学生であれば、自分の所持金だけでなく、家族からの金銭的サポートも必要になることが多いので「なんとなく留学する」ということは避けたいものです。
留学前に目的を明らかにしておくことは、留学後に壁にぶつかったり、ホームシックになったとき自分をまた奮い立たせてくれる軸となるので、留学生活で得たいこと、目標やゴールをできるだけ具体的に考えてみましょう。
2.留学に行く場合、行かない場合のメリット・デメリットを書き出してみる
もし留学しようか悩んでいるのであれば、両者のメリット、デメリットを書き出してみましょう。例えば以下のような形です。
留学に行く場合のメリット
- 語学力の向上
- 海外生活を経験できる
- 現地でしか取得できない特殊な資格を取得できる
留学に行く場合のデメリット
- 周りのみんなより卒業や就職が遅れる
- 費用と時間がかかる
- 留学の経験が本当に将来役立つか不明確
留学に行かない場合のメリット
- 卒業や就職が遅れなくて済む
- 費用がかからない
留学に行かない場合のデメリット
- 留学に行かなかったことを後悔するかもしれない
- 現地でしか取得できない特殊な資格を取得できない
留学に行っても行かなくても、どちらにせよ、自分にとっていい面、悪い面と考えられるところが出てきます。特にデメリットについては、明確になるとそれに対しての対策も導き出しやすくなり、書き出すことで、今の自分が迷っている根本的な要因が見えてきます。
頭の中で考えても答えが出ないときは書き出してみましょう。
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3.信頼できる人に相談する
留学についての自分の思いや考え、不安や迷いは信頼できる人に打ち明けてみて、アドバイスをもらいましょう。誰にでも相談するのではなく、自分の信頼できる人、つまり、自分のことを良く知っていて、自分のことのように考えてくれる相手に相談するのがポイントです。
メディアなど大衆向けへのアドバイスを提供しているところからの情報を得ることも大事ですが、あなた個人へのアドバイスをしてくれる誰かからの助言は大切です。信頼関係のある人だからこそ、本気であなたについて考え、意見をくれるはずです。
相手の意見を恐れず、多くの意見を受け入れた上で、自分で下した判断であれば、後悔はしません。
4.留学に行く前提で具体的なスケジュールを考えてみる
留学に行くか否かを考えるとき、何をいつまでに準備すれば留学できるのか、それが自分に可能なのかを現実的に考えておく必要があります。
学生であれば、TOEIC○○点以上が必須、履修科目のうちA判定が○○個以上必要、特別な試験を受ける必要があるなど、クリアすべき条件がある場合もあるでしょうし、社会人の方で個人的に留学するのであれば、○月に留学するためには、○月までに上司にその旨を相談して、職場に退職届を出す、引き継ぎをいつまでにしておくかなどの過程を考えておく必要があります。
学生でも社会人の場合でも、家族や学校、職場、多くの人たちの理解と協力があってこそ、留学ができる環境を作り出すことができるようになるので、周りの人にもスケジュールを伝え、周りの人たちと共に準備を進めていくという感覚が大切です。
まとめ
留学に行くか迷っている方は、しっかりと自分と向き合う時間を作り、自分がその決断について、将来、後悔することがないようにしてください。また、自分だけで判断するのではなく、自分のことを信頼し、大切に思ってくれている人たちの意見を聞く耳を持つことを忘れないでください。
そうすれば、最終的に満足のいく判断ができるはずです!
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