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マレーシアでラマダン(断食)期間に気を付けるべきポイントとは?
マレーシアはイスラム教が国教と定められているため、イスラム教徒の義務である「ラマダン」の時期になると多くの人々が日中の飲食を制限し、生活にも変化が訪れます。もちろん外国人である我々日本人は断食をする必要はありませんが、配慮が必要になってきます。そこで、今回は私たちイスラム教徒じゃない人の振る舞い方に焦点を絞り、ラマダン期間中に気を付けるべきポイントをお伝えします。
ラマダンとは?
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ラマダーン(またはラマダン)(アラビア語: رمضان ペルシア語: 発音:Ramazan )は、ヒジュラ暦の第9月。この月の日の出から日没までの間、ムスリムの義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。
- wikipedia:ラマダーン
ラマダン期間中は、断食だけでなく、喫煙などの嗜好品や性行為なども制限し禁欲を行います。
ラマダン期間中の人々の過ごし方
現地の人々は、みな口をそろえて「最初の一週間がキツい!」と言います。と言うのも、朝一のお祈り前に食事を済まさないといけないので夜中の3時頃から朝ごはんの準備が始まります。なので、夕方は眠いは、お腹は減ってるは、のど渇くはと、何かと大変です。ただ、大体一週間で慣れてくるそうで、逆に最後の週は皆さん元気だったりします。
会社の開始時間もイスラム教徒は出社が一時間ほど早くなり、お昼休憩なしで3〜4時くらいにみんな帰ります。
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ラマダン期間中に気をつけるべきこと
夕方のラッシュ時に注意
帰宅の時間が早くなるのに合わせて、夕方の帰宅の交通渋滞が5時前から始まり、食事をしてもOKの合図(ラジオやテレビ、スマホアプリなどで流れる)になると、イライラはピークに達しますので、7時30分ごろから動き出すのが正解でしょう、準備の良い人は合図とともに渋滞中の車の中で軽い食事を始めたりしますので、さらに車の流れはゆっくりになります。
毎度のことなので誰も怒りませんし、怒ってもどうすることもできませんね。ただし、バイクに乗っている人は、いらいらと怒ってぶんぶん走るので気をつけてください。毎年交通事故が増える時期でもあります。
食事をしている人を見かけてもスルー
たまに食事をしている人もいますが、重い病気を持った人や妊娠中、生理中の人は断食が免除されることがあります。ですので、もし食事をしている人を見かけても「スルー」が正しい対処方法です。「なんで食事してんの?」と聞いて、真顔で「生理中」なんて答えられてもバツが悪いですからね(経験者は語る)。
頼みごとは朝一番に
ラマダン期間中、日中に飲食できないことから、夕方前になると皆さん疲れてグッタリしてきます。ですので、もし仕事などで頼みごとがある場合は、朝一の元気なときに頼みましょう。昼を過ぎたら頼まないほうがお互いのためです。
夕食を共にするときは、食事OKの放送を聞いてから
イスラム教徒の人と日没後に食事をする際は、ブッフェスタイルでも普通のレストランでも、みんな普通に注文して、ブッフェなら料理を取って目の前に置きますが、必ず、食事してもOKの合図が放送されるまで手をつけないほうがスマートでしょう。
その他の注意点
喫煙者の方はラマダン期間中は、目の前でたばこを吸うのは控えたほうが良いでしょう。また、恋人同士の方はラマダン中は彼女彼氏の家に行くのはやめましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介した内容を覚えておけば、ラマダンだからと言って私たちが特別にすることはありません。また、この時期は各地のレストランでラマダンブッフェを開催しており、すごくお得なので是非足を運んでみてください。イスラム教徒じゃなくても大丈夫ですよ。
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