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イタリア人は褒め上手?イタリア語でよく使われる褒め言葉

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イタリア人はとにかく褒め上手!「良い」と思った物、事に対して、すかさず惜しみない賛辞を贈ります。そんなイタリア人とのコミュニケーションを円滑に進めるためにも是非覚えておきたい、イタリア人がよく使う「褒め言葉」をご紹介します。

食べ物を褒める言葉

一般的なのは、私たち日本人もよく知っている「美味しい」を意味する「Buono("ブオーノ"の方がより本場に近い発音)」で、イタリア人もしょっちゅう使います。

レストランで食事をするとウェイターが「Tutto bene?(何も問題ないですか?他に必要なものなど大丈夫ですか?)」と回ってくるので、食事が美味しいときは是非Buonoと添えてあげましょう。

とても美味しいときは、強調する「Molto(モルト)」を付けて「Molto buono」と言ったり、最上級を使って「Ottimo(オッティモ)」「Buonissimo(ブオニッシモ)」と言ったりもします。

その他にも「美味しい」や「深い味わい」を意味する「Gustoso(グストーゾ)」「Delizioso(デリツィオーゾ)」や、「ほっぺたが落ちそう」を意味する「Squisito(スクイズィート)」などもおすすめです。

日本人からすると「Ottimo!(最高に美味しい!)」なんて、少々オーバーでは?と思うかもしれませんが、全くそのようなことはありませんので是非、何回も言ってあげてください。

とにかく沢山ある「素晴らしい」のイタリア語

どれも和訳すると「素晴らしい」ですが、イタリアには「素晴らしい」を表す単語がたくさんあります。

Bravo(ブラーヴォ):(人の能力に対して)素晴らしい

「Bravo(ブラーヴォ)」は、相手の能力や才能に賛辞を贈る際に使う「素晴らしい」です。例えば、オペラのコンサートや発表会などで感動したときなどに使われます。日本語では「ブラボー」と言うことが多いですが、イタリアでは第2音節にアクセントがきます。

また、最上級(とても素晴らしい)の「Bravissimo (ブラヴィッシモ)」もよく使います。

Meraviglioso(メラヴィリオーゾ):(驚くほど)素晴らしい

「Meraviglioso(メラヴィリオーゾ)」は、英語の「ワンダフル」にあたる「驚き」のニュアンスが入った「素晴らしい」です。パートナーや親友などを褒める際にも使いますし、息をのむような感動する景色を見たときなどにも使います。

Magnifico (マニフィコ):(壮大で)素晴らしい

「Magnifico (マニフィコ)」は、「壮大」「豪華」「雄大」といった威厳ある雰囲気を持ったものに対して使われることの多い「素晴らしい」で、人にも景色や物にも使います。

同様に「Splendido(スプレンディード)」もよく使われ、Magnificoより若干「輝くような」といったニュアンスがあるそうですが、日常生活においてはどちらもほぼ同じような場面で使われています。

Fantastico(ファンタスティコ):(その物が)素晴らしい

とても綺麗な景色を見たときや、素晴らしいサッカーのプレーを見たときなどに使う「素晴らしい」で、どちらかというと人に対してではなく物、事に対して使われることが多いです。

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その他の褒め言葉

Bellissimo(ベリッシモ):最高に美しい、最高に綺麗

「Bellissimo(ベリッシモ)」は、パートナー、友人などに対する最高の褒め言葉で、形容詞「Bello(美しい)」の最上級です。もちろん「Bello!」だけでもOKです。

また、「Che(ケ・英語の「How」にあたる言葉)」を冒頭に添えて「Che bello!(なんて美しいんだ!)」なんて言ったりもします。「Che bello」は人以外にも、お店で素敵なものを見つけたとき、満開の花を見たとき、友達に恋人ができたときなどにもよく言われます。

形容詞「Bello」を入れ替えれば「Che caldo!(ケカルド:なんて暑いんだ!)」といった他の表現も可能です。子供や動物には「可愛い=Carina(カリーナ)」を使ったりもします。

Perfetto(ペルフェット):完璧

「Perfetto(ペルフェット)」は、日本語にすると「完璧」、英語では「パーフェクト」にあたる言葉のため、一見仰々しく聞こえますが、イタリア人は割と頻繁にPerfettoを使います。例えば道を教えてあげたときやレストランで注文した後などにも言われます。

「了解、よくわかりました(君の説明は完璧だ)」「承知しました(その注文は完璧ですね、間違いなく美味しいと思いますよ)」といったニュアンスで発せられます。

Benissimo(ベニッシモ):とてもいいね

「Benissimo(ベニッシモ)」は、副詞「Bene(ベーネ)」の最上級で「とても良い」を意味します。英語の「ベリーグッド」にあたる言葉で、シーンを選ばず使いやすいので是非気軽に言ってみてください。

お見舞いで使えるフレーズ

筆者もイタリア滞在直後は気恥ずかしくて、なかなか相手を褒めることができませんでしたが、イタリア人は旅行の写真を見せたとき、新しい服を着てきたとき、とにかくちょっとした変化を見逃すことなく褒めてくれるので次第に筆者も褒める癖がついてきました。

イタリアで生活していて、友人が体調を崩したり怪我をしてしまった時にイタリア語で何を言えばいいのか、いざ考えると分からないですよね。

イタリア人が実際によく使うフレーズを『 「お大事に」はイタリア語で何という?お見舞いにまつわるイタリア語のフレーズ集8選 』の記事でまとめたので、ぜひ合わせて確認してみてください。

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