スポンサーリンク

映画が2ユーロで楽しめる?イタリアでは定番のプレミアムデー3選

3213

ついに日本でスタートした「プレミアムフライデー」。仕事のオンオフがはっきりしているイタリアでは「働き方改革」は必要なさそうですが、政府が国益のために推し進めている、似たような「プレミアムデー」がいくつかありますのでご紹介します。

1.毎月第1日曜日は「博物館・美術館無料デー」

イタリアでは月の初めの日曜日は国立博物館、美術館が入館無料(GRATIS:グラーティス)となります。これは多くの人にイタリア美術を見てもらえるよう2014年7月よりスタートした取り組みです。イタリアでは有名な美術館ともなれば入場料が15ユーロ近くすることもあるので、是非チャンスがあればこの制度を利用してみてください。

対象施設は各公式ウェブサイトや、文化財文化活動観光省(MiBACT)のウェブサイトなどで確認できます。また、イベントが近付くと町のウェブサイトや新聞の地元ニュース欄をはじめ、SNSでもハッシュタグ「#DOMENICALMUSEO」付きで投稿された情報が配信されます。

文化財文化活動観光省(MiBACT)ウェブサイト

2.毎月第2水曜日は「映画デー」

Wikimedia Commons

こちらは2016年9月よりスタートした取り組みで「Cinema2day」と呼ばれています。イタリア全土に浸透しつつあるものです。毎月第2水曜日はなんと、映画をたった2ユーロで楽しむことができます。

「ポップコーンとドリンク付きで5ユーロ」「ランチ付きで13ユーロ」など、映画によってはこの日に別のお得チケットを用意していることもあるので、毎回別の映画館に足を運んでみるのもよいかもしれません。

Cinema2dayウェブサイト

スポンサーリンク

3.毎週金曜日は「魚デー」

Wikimedia Commons

これは上記2つと違い、カトリックに由来する習わしで、地域によっては他の曜日のこともありますが、イタリア全土で広く普及しているのが「金曜日は魚の日(Venerdi pesce:ヴェネルディ ペッシェ)」です。

日本の「華金」のように、この日は「魚食べに行こう!」と誘われたり、レストランに「Venerdi pesce」と書かれたポスターが貼ってあったりするので、ぜひ今度の金曜日には魚を召し上がってみてください!

まとめ

いかがでしたか?ここで紹介した以外にもイタリアでは各地域や企業が設定した面白デーがたくさんあります。滞在先の店先の看板や、お友達、SNSなどから情報収集してイタリアライフを満喫してください!

この記事に関するキーワード

  • まとめ
  • 美術館無料
  • Cinema2day
  • MiBACT