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食の宝庫!イタリア・ジェノバで食べたいおすすめグルメ3選

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北イタリアの中でも地中海性気候の影響で1年を通して過ごしやすく、観光地がコンパクトにまとまっているジェノバは街歩きにもってこいの都市です。また、日本人にも馴染み深いグルメの数々が、ここジェノバから誕生しています。今回はジェノバで街歩きのお供に、是非チェックして欲しい、とっておきのジェノバ名物をご紹介します。

1.Pasta al pesto genovese (ジェノベーゼペースト・パスタ)

Wikimedia Commons

「Pasta al pesto genovese (ジェノベーゼペースト・パスタ)」といえば、日本のイタリアンレストランでも人気のバジルソースを使ったパスタですが、ジェノバのあるリグーリア州はバジルの生産量イタリアNo.1で、中でもジェノバのPra(プラ)地区で栽培されるバジル(Basilico di Pra)を使った、ジェノベーゼペースト・パスタは、特に香り高いことで有名です。

ジェノベーゼペースト・パスタはイタリア人にも人気のため「ペースト(Pesto)」だけで、ジェノベーゼペースト・パスタを差すことも多いです。

ミラノやローマなどの大都市と比べても、ジェノバで食べるジェノベーゼペースト・パスタは明らかに香り高く、お皿が目の前に出された瞬間からバジルの香りが部屋中に広がりますので、是非その感動を味わってみてください。

2.Focaccia(フォカッチャ)

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イタリアの平焼きパン「Focaccia(フォカッチャ)」もジェノバが発祥と言われています。フォカッチャは火を表す「Fuoco(フオコ)」から派生してできた言葉で、現在のピザの原型になったとも言われています。

街では「Focaccia genovese(フォカッチャ・ジェノベーゼ)」と「ジェノバのフォカッチャ」であることを強調した書き方をするフォカッチャ専門店もたくさんあり、おやつや、アペリティーボ(夕食前の食前酒)の時間になるとたくさんの人が美味しそうにフォカッチャを食べながら歩いています。

フォカッチャ・ジェノベーゼと聞くとなんだか、バジル味のフォカッチャを連想してしまう方もいるかもしれませんが、基本的には、小麦粉、イースト菌、水で作ったパンに、塩とオリーブオイルだけで味付けしたシンプルなものが殆どなので、具の入ったものが食べたい方は注文をする際ご注意ください。

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3.Farinata (ファリナータ)

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ひよこ豆の粉にオリーブオイル・塩・水を加えて焼いたものが「Farinata (ファリナータ)」です。

港町ジェノバでその昔、船内や港にばらばらと散らかった穀物をかき集めて粉にして焼いたのがファリナータの始まりと言われていて、いまやジェノバまで行かずともスーパーやパン屋でも買えますが、やはりジェノバの専門店で食べる焼きたてのファリナータは格別に美味しいです。

ひよこ豆は腹持ちもよく、高たんぱく低カロリーなのでダイエット中のおやつにぴったり。専門店やパン屋さんのメニューに「Farinata」「Farinata di ceci (Ceci=ひよこ豆)」と書かれて売られているので是非チェックしてみてください!

最後に

ミラノやフィレンツェ、ヴェネチアなど、他の北イタリアの都市に比べると日本ではなかなかガイドブックに取り上げられる機会が少ないジェノバですが、今回挙げた3つ以外にも魚介類など美味しいメニューが豊富で、風光明媚な素敵な都市です。

特に北イタリアに留学中で、寒さのあまり冬場家に引きこもりがちな方は、電車の日帰りで十分観光できますので是非足を運んでみてください。

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