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フランスで警察がデモ行進!フランスの警察が抱えている深刻な問題とは?
フランスではテロの影響で警察の任務が重くなり続けており、最近ではフランス各地で警察のデモが起きています。2016年10月には政府関係者の前で警察がデモを起こしました。フランスの警察が抱えている深刻な問題とは一体どのようなものでしようか?
警察が労働条件に抗議するデモを行った
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17日から今日までに3回デモを行った警官たちは、今回首都パリの大規模なデモが行われることで有名な共和国広場に集合し、約200人の警官が参加した。大部分の警官は私服を着てデモに参加し、通常秘密捜査で使用される「polis」という文字が入ったアームバンドを身に付けていた。フランスの警官たちは初めに17日夜、シャンゼリゼ通りを約400台の警察車両で封鎖して、労働条件改善のための抗議を行った。警察総局がこのデモに関して捜査を開始した後、18日に警官グループはエヴリー郊外でデモを行った。
- TRT日本語版
フランスでは警察の予算が不足している
国は厳戒体制を強化するように指示していても、警察を守るためのピストルや防弾装備などの用品の予算が不足しています。
テロが起こる前までの警察は麻薬などの特別な捜査で手がいっぱいでした。そういう理由からも、もともと日本の警察のように民事には細かく対応して来ませんでしたが、テロ事件の後は一般市民を守るという別な仕事の任務が厳しくなり負担が増えました。
そのために、警察官の人員や必要な防備のための経費が不足する事態が起きています。
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市民の不満からの警察への危害
フランスではテロ以降、警察が市民をガードできていない事態に市民の不満が爆発して、警察に直接危害を加える人たちも多くなってきました。
テロ事件の前は、なかなか細かい民事に介入することがなかった警察ですが、日常生活ではテロ以前よりも警察をよく見かけます。パトロールなどを頻繁に起こったりしているために、テロ事件とは関係ない民事で、市民による警察に対する妨害や危害が増大していると言えます。
警察の仕事の拡大
テロ事件を防ぐための警備はもちろん、労働改正法など、政府に対する市民の不満がデモという形で頻繁に起きています。フランスのデモは理性を忘れた過激な人たちも多く、自分の主張を大声で叫びながら歩くだけではなく、火を用いてパフォーマンスをしたり、物をばら撒いたり、壊しながら歩いたりなど、一般市民に危害が及ぶ恐れのあるデモが増えています。
そんな中で、デモの過激派と警察が衝突するということも起きています。
ここ数年で警察の仕事が増えていることは確かです。特に警察に事前に届けを行っていないデモが突然起きた場合は、警察は大変なことになってしまうのです。
まとめ
フランスで民事的な事件の際、警察にあまり連絡ができないということが最初は全く理解できませんでした。実際に、マフィアのような事件で、突入してほしいと警察を呼んだのに自分の身が大事だからと、見ているだけで現場に突入しなかったという警察の話をフランス人に聞いたこともあり、最初はフランスの警察に不信感がありました。
フランスで生活していると、酔っ払いの騒音などで、警察を呼びたいこともありましたが、呼ばなかったこともありました。それは、フランスで生活していくにつれて、警察が日本よりも過激な社会的な事件に必死だということがわかるようになってきたからです。
テロ事件などは、突然起きるので警察も必死です。警察にも家族があり人間です。フランスに住んでいると、日本のように警察を頼れませんが、日本よりも麻薬などの密売やマフィアの問題など、警察は市民の知らない所で頑張っていることを忘れてはいけないと思います。
警察が介入している社会的な事件は、火炎瓶が飛んで来たり、暴力事件になったりして危ないので、なるべく関わらない、警察を邪魔しないことが大事でしよう。
また、警察は忙しいので、事件を起こさない、事件に巻き込まれないという対応がフランス滞在では大事なことだということを絶対に忘れないで下さい。
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