スポンサーリンク
世界で賞賛される女優、ジェーン・バーキンの生き方とは?
ジェーン・バーキンはロンドン出身のイギリス人女優・歌手で、フランスで活躍しています。彼女は1970年代からの世界的なスターですが、今でもエイジレスな彼女の生き方が世界で賞賛されています。今回はそんなジェーン・バーキンについてご紹介します。
女優としての活動
ジェーンが映画界で注目されたのは、1966年の映画「Blowup」という映画で、この映画のとき、彼女はまだ10代でした。
その後、1968年の「slogan」を機にフランスで女優業を開花させ、数々の有名なフランス映画に出演するようになります。
最愛のセルジュ・ゲンスブール が監督をした「Je t'aime moi non plus」は、彼女が一番愛に輝いていたときの作品です。
1981年の父と情緒不安定な娘の関係を描いた映画「La fille prodigue」はセルジュとの永遠の別れと、この映画を作った監督「ジャック・ドワイオン」との新な恋愛の最中に制作された作品で、ジェーンの人生の移り変わりと演技派女優として脱皮が感じられる演技派としての認知度が高まった作品です。
歌手としての活動
ジェーンは、セルジュ・ゲンズブールと数々の音楽をヒットさせましたが、セルジュが亡くなると、その悲しみから歌手活動を辞めると宣言。その後は、軍の慰問や社会派の映画などを作るなど、音楽活動意外の活動をしていました。
ジェーンが歌手を辞めてからも、セルジュの曲やジェーンの歌を聞きたいファンが多く、2002年に歌手として復帰しました。そのときに、セルジュの音楽をジプシー的にアレンジした「アラベスク」というライブはスタンディングオベーションを受けました。
1999年に日本のドラマで、ジェーンの曲が主題歌で使われました。使われた曲は「L'aquoiboniste」で、日本で再ヒットになったこともありました。
ジェーンの娘たちの華々しい活躍
ジェーンは一度の結婚と二度の事実婚だったために3人の男性の間に3人の娘がいます。
一番有名なのは、セルジュとの間の娘のシャルロットで、そのシャルロットも女優や歌手活動をしていますが、シャルロットも事実婚で父親が違う3人の子供がいます。また、3番目の娘のルード・ドワイヨンも女優やシンガーソングライターですが、彼女も事実婚で、子供がいるので、ジェーンはおばあちゃんでもあります。
1番目の娘のケイト・バリーは写真家でしたが、2013年に自宅の事故で亡くなりました。
スポンサーリンク
エルメスのバーキン
ジェーンをさらに有名にしたのは、エルメスのバックです。
エルメスの社長が、たまたま飛行機の中でバーキンがカゴに荷物をがさっと無造作に入れている姿を見て、彼女のために大きいカバンを作ろうと思い立ったことから生まれたのが「エルメスのバーキン」です。今でも、ジェーンのために作ったエルメスのバーキンを持つことは、世界中のお金持ちの女性の憧れやステータスとなっています。
実際のジェーンと言えば、バーキンのバックスタイルのときもありますが、大きめのどこでもあるようなバックに自分らしいデコレーションをした個性的で使いやすいバックを利用していることもあり、値段やブランドよりも自分らしさを考えたバックが好きなようです。
みんなが憧れるファッションスタイル
ジェーンはデビュー当時から今でもナチュラルでカジュアルなファッションのスタイルです。トレンチコート、ジーンズにシンプルなシャツ、白が多いシンプルなワンピース、形出しのブラウス、大きめの藤篭や帽子など、日本でも人気なプチプラで揃えられるようなスタイルです。
ジェーンの若い頃の髪型で、眉が見える短めの前髪と無造作なふんわりスタイルは、今の時代のファッションにも取り入れられています。
最近のジェーンは丸メガネや今時のスニーカーの姿が多いのですが、シンプルな洋服を着ていても、どこかジェーンの個性が光るアイテムがファッションに取り入れられています。年齢を重ねても、無理のない自然なものや、シンプルでもきちんと作られた洋服を大事に着こなす姿は素敵です。
フランスの大学生は、ジェーンのようなナチュラルスタイルを継承するようなシンプルなファッションが多いです。そのために、あまりファッションにお金をかけたくない人や自信がない人は、ジェーンのスタイルを参考にすると、フランスではそれなりに流行に流されず、センス良く過ごせるでしよう。
まとめ
ジェーンはイギリス人なので、最初はフランス語がたどたどしく、フレンドリーな話し方でした。そのため、セルジュと初共演になった映画を製作中、セルジュがとても機嫌が悪いときにフレンドリーなたどたどしいフランス語で彼に話かけたために、セルジュが激怒し、号泣の上、大喧嘩になったことが恋の始まりでした。
フランス語は発音が難しく、ときにはネィティブのフランス人にどう聞こえているのか分からずに、恥ずかしい気持ちにもなりますが、ジェーンのように母国語ではないフランス語をフレンドリーに使っていると、素敵な恋が生まれるかもしれませんね。
ジェーンは、フランス語が母国語ではなかったから、母国語で理解したら恥ずかしい曲でも堂々と歌えたのかもしれません。