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昔は窓からゴミを投げ捨てていた?フランスのゴミ箱にまつわる話
現在のフランスの街中には至るところにゴミ箱がありますが、昔はそうでなかったのです。フランスのゴミ箱にまつわる面白い歴史とは?
昔のフランスではゴミは窓から投げ捨てていた
ナポレオンの時代より前のフランスでは、ゴミは家に置かず窓から外に捨てるのが習慣だったそうです。ポットをトイレの変わりにし、排泄物もゴミと同じように外にすぐに投げ捨てていたそうな。ずっと家に汚い物を置くのが嫌だったから、この習慣が根付いたのだと思われます。
フランスでゴミ箱が普及するのに時間がかかった
フランスにゴミ箱が登場したのは、ナポレオンの時代からです。ところがゴミ箱が登場すると、ゴミ箱は長くゴミを貯めて、しばらく放置してしまうので衛生的に悪いと、かなり反発をくらったそうです。嘘のような本当の話です。
ゴミ箱がたくさんあるのが普通になるまで、フランスでは時間がかかったそうです。
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フランス語のゴミ箱の単語
フランス語でゴミ箱を「la poubelle(ラ プウベル)」と言います。最初にフランスで、ごみ箱を考えたパリ市長のプウベルさんの名前が、そのままフランス語のゴミ箱を表す言葉になりました。
フランスのゴミもリサイクルの時代に
フランスでは、ゴミを捨てるのにお金がかかるのですが、家庭ゴミや道のゴミ箱のゴミをマメに街の人が片付けてくれます。家庭ゴミは、街によってルールが違いますが、捨てる週のスケジュールを守ることと、リサイクルが原則になっています。
瓶や紙類、衣類や靴、生ゴミは、街に大きな専用のリサイクルのゴミ箱があります。電池や電気類は、スーパーに専用のゴミ箱に捨てるというルールがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。かつては外にゴミを投げ捨てていたフランスも現在では積極的なリサイクルの分別を行っております。日本でも地域によって、ゴミの分類がとても細かいので、慣れている人が多いと思います。集めてくれる人の気持ちを考えて、フランスでもルールを守り、ゴミを捨てましよう。