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辞書には載っていない?イタリアの街中でよく聞くイタリア人の相づち・口癖6選
カフェや街中、友達との会話やメールの中でよく登場するイタリア人の口癖をまとめました。辞書などには載っていないものも多いので、今まで「何のことだろう?」と思っていたことも、これを読めばわかるかもしれません。
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1.Va bene!(ヴァ・ベーネ)
「Va bene」は日本の「了解!」や「オッケー!」と同じようなニュアンスで使われます。「Si(はい)」の代わりに相槌のように使う人も多いので、イタリア人が電話しているのを見かけたときは是非注目して聞いてみてください。数秒〜数分に1回は必ず口にするであろう合いの手のような言葉です。
ちなみに挨拶で「Come stai?(コメ・スタイ?=元気?)」と聞かれたときの返事にも「Va bene」は使えます。
2.Certo (チェルト)
「Certo」は「もちろん」という意味で「Si(はい)」とセットで「Si, Certo!(シー・チェルト!)」と言う場合もあります。イタリア人にお願いごとをしたときは、友人からも店員さんなどからも、この返答が来ることが多いので、言われたときはいつも以上に笑顔で「ありがとう(グラツィエ)」を言いましょう。
3.Subito(スービト!)・Adesso(アデッソ!)
「Subito」は「今すぐに」、「Adesso」は「今」という意味の副詞です。
私は最近、自宅のエレベーターが故障し、1か月間修理やさんが来なかったので、大家さんによく「Subito」と言っていました。別れ際に「A Presto!(またすぐにね!・またね!)」と言うときの「presto(プレスト)」にも「すぐに」という意味がありますが、subitoの方が「今」というニュアンスが強いです。
街でもトラブルの現場などではよくこの言葉が飛び交っています。あまり近づかない方が良いですが、もし居合わせた際は耳を澄ませてみてください。ちなみに「今やるの?(嫌だなぁ)」というときも「Subito」は使えます。
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4.Rumoroso!(ルモローゾ!)
「Rumoroso」は「うるさい・騒がしい」の意味です。街中やレストランなどで子供たちが喧嘩を始めたりすると、お母さんから「Rumoroso!(うるさーい!)」と言われるので、家族連れを見たときは注目してみてください。
なお、Rumorosoの名詞は「Rumore(ルモーレ)」で、英語の「Rumor(噂)」と良く似ています。ちなみに「噂」はイタリア語では「Voce(ヴォーチェ)」と言います。
5.Carino!(カリーノ!)
「Carino」は「可愛い(名詞)」です。「カリーノ」は男性名詞(単数)なので、語尾は対象物によって変化させて使いますが、犬など最初オスかメスかわからない場合は「カリーノ」でOKです。街で散歩している犬やベビーカーの赤ちゃんなどを見かけたときは是非「カリーノ!」と声をかけてみましょう!
女性はもしかしたらイタリア男性から「カリーナ!」「カリーネ!」と声をかけられる機会もあるかもしれません。
6.Poverino!(ポヴェリーノ!)
「poverino」は日本語でいうと「お気の毒!・かわいそうに」といった意味です。訳すと、少し上から目線に聞こえますが、イタリアではそのようなニュアンスはなく、例えば友達が日曜なのに仕事だったとき、熱を出したときなどあらゆるシーンで使える便利な言葉です。
最後に
どれも短くて覚えやすい言葉ですし、文法なども気にしなくて良いので、イタリアに来た際は是非自分からも積極的に使ってみてください。
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